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ソニー、120Hz表示に対応したSXRDプロジェクター「VPL-VW200」を発売

公開日 2007/09/28 19:24
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ソニーは、解像度1,920×1,080のSXRDプロジェクター「VPL-VW200」を11月20日より発売する。価格は1,365,000円(税込)。同社の「VPL-VW60」と同様に、BRAVIAブランドを冠する。

VPL-VW200

本機は240Hz液晶駆動方式を採用した新開発のディスプレイデバイス「0.61型ハイフレームレート フルHD SXRD」を搭載し、120Hzフレームレート表示が可能。2.5ミリ秒という液晶応答性能と合わせ、残像感の少ない高精細な映像表現を実現するという。

また、液晶テレビにも搭載した動画応答改善技術「モーションフロー」を搭載。通常60コマ/秒の映像の各コマ間に新たに生成した中間フレームを挟み込み、120コマ/秒再生を実現。さらに、撮影時に生じた画像ボケを検知・補正する「IBリダクション機能」、映像のフレームごとに処理を行う新開発の「フィルムプロジェクション」機能を搭載。ブレやぼやけを低減した、鮮明でくっきりとした映像を楽しむことができるという。モーションフローは映像に合わせ、モード1/2/3、OFFから選択が可能だ。

映像回路として、高画質創造技術「DRC-MFv2.5」を採用した「ブラビアエンジンプロ」を搭載。色鮮やかで深みのある映像表現を可能にするとともに、ダイナミックレンジやシャープネスの調整範囲を拡大させているという。

入力信号の輝度レベルに応じて絞りを無段階に開閉する「アドバンスト・アイリス2」と、ランプから光学ユニットを経由して送られてくる光の方向を整える「ハイコントラストプレート」により、コントラスト比最大35,000対1を実現。明るい映像の表現力や、暗いシーンでの濃密な黒の表現を可能にした。

接続端子にはHDMI入力を2系統装備。コンポジット、S端子、コンポーネント、アナログRGBやPC接続用のD-sub 15ピン入力端子もそれぞれ1系統ずつ備える。HDMIはCEC機能も採用しており、接続された再生機器やAVアンプとの連係操作も実現している。また 24p信号の入力にも対応している。

レンズには1.8倍ズーム(f18.7〜33.7mm/F2.54〜3.53)のカール・ツァイス「バリオ・テッサー」を採用。アルミの鏡筒にガラスレンズを収納し、前面マルチ反射防止処理コーティングを施しており、画像のすみずみまでキレのある鮮明な映像を実現するという。100型ワイド画面で、約3.1〜5.3mの投射範囲をカバーでき、設置環境にあった投写が可能となっている。投影スクリーンサイズは40型から300型まで対応する。 光源には太陽光に近い光特性を持つ、400Wのピュアキセノンランプを使用している。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番VPL-VW200
  • 発売日2007年11月20日
  • 価格1,365,000円(税込)
【SPEC】●パネル:0.61型SXRD ●光源用ランプ:400W キセノンランプ ●レンズ:1.8倍ズームレンズ(電動)f18.7〜33.7mm/F2.54〜3.53 ●投射サイズ:40〜300型 ●輝度:最大800ルーメン ●コントラスト比:35,000対1 ●映像入力:コンポジット映像×1、S映像×1、コンポーネント×1、D-sub 15ピン×1、HDMI×2、RS-232C×1、DC 12V×1、RJ-45 (10BASE-T/100BASE-TX)×1 ●ファンノイズ:約22dB ●消費電力:650W(スタンバイモード時:約10W、エコモード時:約0.5W) ●外形寸法:496W×175H×574Dmm ●質量:約20kg