<CES2007:ケンウッド>USBオーディオ搭載のミニコンポが登場 − 日本でも今春発売

2007年01月09日

ケンウッドブース。カーAVゾーンはまっすぐ歩けないほど人が多い
ケンウッドブースの8割程度の面積は、カーAV機器が占めている。北米でケンウッドといえばカーオーディオでの認知度が高く、現在ホームオーディオはほとんど展開していないという。

カーAV機器は衛星ラジオ対応のカーオーディオなど、日本で展開していないモデルも多い。また、昨年から展開しているUSB接続タイプのヘッドユニットや、新コンセプトの製品「Kenwood CarPortal」も発表。これは、純正カーオーディオを活かしたまま、カーナビゲーションシステムやiPodを始めとするデジタルオーディオプレーヤー、デジタルラジオチューナーなどのエンターテイメント機能を付加できるというもの。新製品が多数登場しているとあって、カーAVコーナーには黒山の人だかりができていた。

一方、ホームオーディオ機器の展示ブースは、率直に言って非常にしっとりと落ち着いた雰囲気。カーAVゾーンとのコントラストは非常に強く、一瞬、別のブースに来たのかと思ってしまったほど。日本ではこの関係が逆転するのだから面白い。

ただし、ホームオーディオ分野でも、非常に意欲的なモデルが多く展示されていた。その筆頭にあげられるのが、USB対応のコンパクトハイファイシステム「NDL-1000」。日本で春頃に発売される予定だ。価格は今のところ決定していない。


USB対応のコンパクトハイファイシステム「NDL-1000」

国内で展開しているDAPも展示

NDL-1000は、USB端子を備え、接続したDAP内の楽曲を再生できるほか、USBで接続したPC内の楽曲も再生できる。PCと接続した場合は、PCから送られてきたデジタル信号を、本機の内部でアナログ変換して再生する。DAコンバーター内蔵のUSBオーディオシステムが本体内に搭載されていると考えればわかりやすい。このような仕様のため、PCと接続した場合の再生操作は、PC側で行う必要がある。

また、ボリュームは、前面にあるタッチパネルを回す方式。iPodのような操作感覚でボリューム操作を行える。デザインもブラックを基調に、近未来的な雰囲気でまとめられている。


参考展示したワイヤレススピーカーシステム
もう一つの注目製品が、デジタルワイヤレススピーカーの試作機だ。トランスミッター部から2.4GHz帯で送信されたデータを、左右のそれぞれに内蔵したレシーバーで受信、再生するというもの。トランスミッター部にはiPod用のコネクターも装備している。また、サラウンド再生機能なども備えるなど、クオリティにも注力している。この試作機の発売時期や発売地域等は未定だが、説明員の話によると、日本国内が先になりそうだという。早期の発売を期待したい。


国内で人気を博しているハイコンポなども数多く展示された
そのほかホームオーディオゾーンでは、国内で既におなじみの「TRIOモデル」や「Kseries Esule」など、ピュアオーディオ機器をずらりと展示。説明員は、「カーオーディオ機器のブランド力で北米のホームオーディオも活性化させたい」と力強く語ってくれた。

(Phile-web編集部・風間)

ces2007

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