鈴木桂水氏が体験する「NETJUKEのある生活」 − 第6回:MD→HDDダビング機能を活用する

2006年12月22日
以前お話ししたように、ネットジュークを使う前はラジオ番組をMDに録音していた。その数たるや…、軽くみかん箱2つは持っている。かさばるので、これをなんとかパソコンで使用できるデータに変換して、DVDに記録して整理したいと考えていたのだが、そこでネットジュークの登場となったわけだ。


NAS-M70HD
ネットジュークを使えば、MDをATRAC3やMP3に変換してHDDに記録できる。MD機能を備えているのはNAS-M70HDとNAS-M90HDの2機種のみ。僕が格安のNAS-M50HDではなく、NAS-M70HDを選んだのは他ならない、このMD録再機能に目をつけていたからだ。

MDをHDDにダビングするのは簡単だ。ネットジュークをMDに切り替え、本体の「HDD REC」ボタンを押すだけで完了する。気になるダビング時間は80分のMDにLP4モード(4倍記録)で録音していた場合、約17分でダビングを終えた。次に標準モードで45分録音した74分MDの場合は12分50秒だった。要はドライブの読み書き速度ということなのだが、LP4で記録することが多かったので、かなり効率よくダビングができると感じた。

僕はネットジュークを仕事用のパソコンの近くにおいて作業しているので、「ダビング前のMDは右、終わったら左の袋へ」、原稿を書きながら次々と作業を進めている。

みかん箱に入れたMDを出してくる時間が無かったので、パソコン周りにある比較的最近のMDを集めてみた

NAS-M70HDとNAS-M90HDの2機種のみがMDデッキを搭載した

MDからHDDまでは、無劣化コピーなので音質はオリジナルを維持している。以前のFM録音編でもお話ししたが、ネットジュークはHDDに録音した楽曲に対して、グレースノートのCDデータベースを使ってタイトルを自動的に付けてくれる。ラジオ録音では曲名の取得にエラーが目立ったが、今回、CDを録音したMDをHDDにダビングしたところ、すべて正確にタイトルが入った。

LP4で録音した元のMD音源のディスク情報。今回は約20倍速でHDDへ転送ができた

MDをセットして「HDD REC」ボタンを押せばあとはネットジュークまかせ

CD/MDからHDDへの録音はMP3、ATRAC、リニアPCMが選べる


HDDに録音した楽曲は、グレースノートのCDデータベースよりタイトル情報が自動取得される

音楽CDを記録したMDをダビングすると自動的にタイトルが記録された

ちなみにMDにはタイトル情報は入れていない。アーティスト名は表示を切り替えることで確認できた
ただ、すべてといっても手元の12枚についてテストしただけでなので、完全とは言えない。しかし、それでも重宝する機能であることに変わりはない。レンタルCDをMDに保存していたユーザーなら、快適にMDの整理ができそうだ。

MDを一気に整理するということなら、これほど便利な機器はないだろう。MDはATRAC3で記録されているので、ウォークマンを使えば、持ち出して音楽を楽しめる。この調子で、ガンガンバックアップを、と思っているが、ネットジュークといえどもHDDの容量には限りがある。時間をかけてバックアップしたデータを、どのようにバックアップしたらいいのか、次回、考えてみよう。


鈴木桂水(Keisui Suzuki)
元産業用ロボットメーカーの開発、設計担当を経て、現在はAV機器とパソコン周辺機器を主に扱うフリーライター。テレビ番組表を日夜分析している自称「テレビ番組表アナリスト」でもある。ユーザーの視点と元エンジニアの直感を頼りに、日経BP社デジタルARENAにて「使って元取れ! ケースイのAV機器<極限>酷使生活」、徳間書店「GoodsPress」など、AV機器を使いこなすコラムを執筆中。
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