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「ソニー歴史資料館」探訪 - 歴史的名機の数々に出会う!

Phile-web編集部・小野

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2008年12月27日
前身の「東京通信工業」時代からの様々な製品をパネルや映像資料などと共に展示している「ソニー歴史資料館」。ソニーの歴史を創ってきた名機の数々を目にするべく、編集部員が突撃レポートを敢行した。

歴史資料館の外観。入場無料だが、見学には事前の予約が必要だ

JR品川駅を降り閑静な住宅街を歩くこと約15分、資料館にたどり着いた記者。自動ドアが開くとまずは受付でAIBOがお出迎えしてくれた。AIBOと共に出迎えてくれたスタッフの方へ入館の手続きを済ませ、記者はさっそく館内の見学を始めた。

受付でAIBOがお出迎え。「よっ!元気か?」などと言ってくれているようなポーズだ

まず記者が向かったのは、受付のそばに配置されている「原点」と題されたコーナー。ソニースピリットの原点と言われる設立趣意書、そして、当時の社員が社長である井深大氏に贈った「金のモルモット」が展示されている。

設立趣意書。「真面目ナル技術者ノ技能ヲ、最高度ニ発揮セシムベキ自由闊達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」など8項目が記述されている

金のモルモット像

このモルモット像は、1958年当時に週刊誌から「トランジスタの生産量は今では開発メーカーのソニーよりも大企業のほうが上回っている。つまりソニーは大企業のモルモットというわけだ」と書かれたことに起因するもの。実験動物に例えられた同社は憤慨したが、数年後のインタビューで井深氏は「まだまだ創るべきものはたくさんある。それをひとつひとつ開拓して商品にしていくのがモルモット精神だとすれば、“モルモット精神もまたよきかな”と言えるのではないか」と語ったという。

そして、金のモルモットと設立趣意書に背中合わせの形となるコーナーは「源流」と題された展示になっており、「東京通信工業」時代の製品が展示されている。タイプライターの日本語入力キーの配置が現在とは違っている(おそらく「いろはにほへと」式で並べているからだろうか?)という、ちょっとしたことに驚く記者だった。

東京通信工業時代に会社入口へ飾られていた社名プレート

タイプライター型電信機。送信者側がキーを叩くと受信者側のタイプライターから出力される仕組みになっていた

創業当時のエピソードに感銘を受けながら歩みを進めると、次に訪れることになるのが「ファウンダーからのメッセージ」と題された視聴覚コーナー。ここでは、創業者である井深大と盛田昭夫両氏のスピーチをもとに、ソニーの歴史を振り返る映像を視聴できる。

「ファウンダーからのメッセージ」コーナー

ちなみに、機材はモニターに“BRAVIA”の「KDL-52X2500」が、映像再生には“VAIO”の「VGC-900CPS」が使われていた。展示の本筋とはあまり関係ないところも気になってしまう記者であった。

モニターの脇にはVAIO「VGC-900CPS」が控えていた

歴史的名機の数々が続々登場!

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