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<IFA2006レポート:パナソニック>新液晶プロジェクターの映像を限定公開

公開日 2006/09/04 09:48
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パナソニックは今回のIFA2006では一般来場者向けの展示を行わず、リテーラーとプレス限定の展示会場を別会場で行っている。BDプレーヤー「DMP-BD10」や、最新液晶プロジェクター「PT-AX100E」もデモを行っている。

液晶プロジェクター「PT-AX100E」は実際の映像を確かめることができた。パネル解像度は1,280×720画素。HDMI入力は1系統。6,000対1のコントラストと2,000ルーメンの明るさを実現している。欧州では今秋に1,699ユーロで販売が予定されている。

液晶プロジェクター新製品「PT-AX100E」

映像を投写するデモも行っている

背面端子部


付属のリモコン

天面操作パネル部
BDプレーヤー「DMP-BD10」は別途設けられた特別展示室で、AVアンプ「SA-XR700」、ホームシアターシステム「SB-TP1000」と組み合わせ、映像と音を出しながらホームシアター環境でのデモ展示を行っている。BDプレーヤーの価格は1,500ユーロ。


BDプレーヤー「DMP-BD10」(写真上)

「DMP-BD10」の映像と音が体験できる専用視聴室

65インチのプラズマテレビ、ホームシアターシステムとの組み合わせによるデモを行う
3機種ともに日本国内では「VIERA Link」で親しまれている、HDMI接続によるホームシアターコントロール機能と同等の「HDAVI」機能を搭載する。北米地域から先行したかたちでの導入となるが、欧州でも同じ機能が同じHDAVIの名称で訴求される。

会場の一角ではフルHDパネルを搭載した103インチPDPが展示され、リテーラーたちの注目を集めている。本機が商品として完成され、欧州で公開されるのはIFA2006が初めての機会ということもあり、展示内容の中でもひときわ注目を浴びていた。


103インチのPDPが会場の注目を集める。商品が発表されてまもなくロシアの大富豪から購入したいという問い合わせが飛び込んだとのこと(展示説明員談)

65インチのフルHDパネル搭載PDP「TH-65PX600E」(右)

EISAアワードを受賞した「TH-50PX600E」
プラズマテレビはフルHDパネル搭載の65インチモデル「TH-65PX600E」、50インチモデル「TH-50PX600E」を会場の各所に展示する。50インチモデルは欧州でエレクトロニクス分野における最も権威ある製品賞のひとつであるEISAアワードの2006〜2007年度表彰を受けたモデルとして紹介されている。


液晶テレビの展示にも力が入る

IPSαパネルの特長を紹介する展示

HDD+DVDレコーダーもテレビ製品とともに展示されていた
その他、液晶テレビの各モデルもIPSαパネル搭載の高画質モデルとして紹介されている。技術展示のコーナーでは他社製製品と比較するかたちで、IPSαパネルの特長を紹介するデモも行われている。

(Phile-web編集部・山本)


[IFA2006REPORT]

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