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ビクター、メモリー搭載オーディオ3種発売 ― 若年層のオーディオ回帰を狙う

2006/08/01
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日本ビクター(株)は、フラッシュメモリーを搭載したCD-MDラジカセ「RD-M2」/CD-MDマイクロコンポ「UX-QM7」(関連ニュース)/デジタルオーディオプレーヤー「XA-F112/F52」(関連ニュース)3製品の発表会を行った。


日本ビクター(株)星野章氏
同社ホームAV事業グループ AVシステムカテゴリー商品企画室主席 星野章氏は、国内オーディオ市場の予測について説明。2002年より拡大を始めたデジタルオーディオプレーヤー市場がMDと置き換わっていくと解説した。

同氏は「音楽人口は決して減っている訳ではない。近年右肩下がりだったCDの生産数は、2005年以降下げ止まりになっている。つまり音楽との関わり方が変わってきているのだ」と述べる。

同社が行った調査によると、現在音楽試聴スタイルの中心はPC・DAP・携帯電話であり、いい音よりも持ち歩きなどの利便性を重視する人が多くなっているのだという。これは、音楽だけでなくオーディオを好み、いい音にこだわる人が多かった30代から40代の層とは大きく異なっている。

今回リリースするRD-M2、UX-QM7は、こうした若年層の、いわゆる「NEW音楽ファン」をターゲットにしているという。

オーディオ国内市場中期予測

音楽スタイルの変化

音楽メディアユーザー実態調査


同社の今後の戦略
「「RD-M2』『UX-QM7』は『いい音』、『アルネオ』は、『利便性』という特色を持っている。これらの機器は手軽かつ簡単に連動ができ、音楽の楽しみをより広げることができる。2006年は、今回の新製品の他にも『アルネオ』とシステム連携したHDD/メモリーコンポ、DNAコンポなどのリリースを予定している。これらの製品を通じてNEW音楽ファンのオーディオ回帰を狙う」と述べた。

会場では「RD-M2」「UX-QM7」を使い、アルネオをUSBで接続して曲の転送などをするデモンストレーションも行われた。

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17(フリーダイヤル)
TEL/045-450-8950(携帯電話・PHSなど)

(Phile-web編集部)

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