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業界展望2005 メーカーアンケート・メディア編「日立マクセル」

公開日 2005/01/05 10:57
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コンシューマー営業本部 国内営業部 部長 斉藤 慎也氏
お客様の要望に広くお応えできる安心して楽しく使える商品を提案

設問1 ビデオ録画の文化が大きく変貌し、HDDが録画メディアの主役の座に位置付けられる中で、DVD記録メディアのビジネスをどう展望するか

DVDレコーダーは2004年秋に世帯普及率10%を超え、本格的な普及期に入った。録画用DVDメディアもDVD-Rを中心に前年比200%を超える勢いで伸びている。2005年はレコーダーのさらなる普及が見込め、DVDメディアも変わらず伸張していく。HDD搭載のレコーダーが主流になっていく中、直接DVDメディアに録画することはもちろん、HDDに録画したものを保存版としてDVDメディアに残したり、配布したりする使い方が多くなると思われる。その際には1回録画用で再生互換性も高く、かつ高画質で保存できるDVD-Rが最も適している。HDD搭載型に比べ低価格で購入できるDVDとVHSのコンボタイプのレコーダーも根強い人気があり、このタイプをお使いのお客様には、CMカットなどの編集が簡単に行え、くり返し録画もできるDVD-RAM/±RWといった書き換え型が非常に好評だ。

用途・レコーダーにより使い分けてご使用いただいている各DVDメディアは、、2005年も変わらず、録画文化を牽引していく。

設問2 2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか

DVDメディアの約65%を占めるDVD-Rと、書き換え型のDVD-RAM/±RWが中心となり、中でもDVD-Rは、需要も非常に大きく伸張すると思われ、より一層注力していく。新商品として好評なのが、「HG」シリーズだ。両面保護コートがディスクを紫外線やキズ・ホコリなどから守り、ケースには特殊樹脂を採用し耐衝撃性に優れたHGケースを採用、お客様が求める保存性を追求した。「インクジェットプリンター対応」シリーズも、オリジナリティーを求めるお客様や配布用途として好評で、光沢タイプの「写真画質光沢レーベル」は、「より美しく・よりきれいに」というご要望に応え、輝度特性を高め光沢紙を超える光沢感を実現し、乾燥性にもこだわって開発した。印刷エリアを内周部まで拡大した「ひろびろプリントレーベル」シリーズでは、今まで以上にオリジナルレーベル作りの楽しさをご提供していく。マクセルではこのようにお客様の声にお応えした商品ラインアップを拡充し、DVDメディアを安心して楽しく使っていただける商品を提案し続けていく。

(Senka21編集部)

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