HOME > ニュース > ビクター、民生用デジタルハイビジョンビデオカメラ『GR-HD1』を発売

ビクター、民生用デジタルハイビジョンビデオカメラ『GR-HD1』を発売

公開日 2003/01/22 17:17
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
民生用デジタルハイビジョンビデオカメラ『GR-HD1』
●日本ビクター(株)は、日本ビクター(株)は、民生用デジタルハイビジョンビデオカメラとしては世界初となる『GR-HD1』を3月上旬より発売する。オープンプライスとなっているが、35万円前後(本体価格)での販売が予想される。なお別売のアクセサリーキットは48,000円となっている。

本製品は、家庭用としては世界で初めてデジタルハイビジョン映像の記録再生を実現したビデオカメラで、新開発の「1/3型118万画素プログレッシブスキャンCCD」の採用と独自の駆動方式により、ミニDVテープに高精細なデジタルハイビジョン映像(750/30p)とプログレッシブワイド映像(525p)の記録再生を実現している。録画はMiniDVテープにMPEG2方式で記録する。

また本機は、新開発の光学式手ブレ補正システムを採用した光学10倍ズームレンズを搭載。動画だけでなく、静止画の撮影でもボケが少なく違和感のない補正を実現している。

さらに本機は、「ダウンコンバート機能」「アップコンバート機能」を搭載しており、デジタルハイビジョン映像(750/30p)およびプログレッシブワイド映像(525p)をハイビジョン方式(1125i)に変換したり、従来の放送方式525iに変換することが可能なので、本機で撮影した映像をあらゆるディスプレイで楽しむことができる。

グリップ部には、90度回転する「ローテ−ティンググリップ(回転グリップ)」を採用。ローアングル時にグリップから手を離すことなく撮影ができ、また通常撮影時も撮影者に合ったポジションで撮影できるなど、常に安定した撮影が可能となった。

アクセサリーキットに同梱のMPEG2-HD編集ソフトウエア「MPEG Edit Studio Pro 1.0 LE」は、家庭用MPEG2-TSソフトウエアでは初めてフレーム単位の編集を可能にしている。また、付属の「ImageMixerDVD」を使うことでDVDディスクに編集したムービーを記録することも可能だ。

なお3月下旬には、外部マイク入力に対応したキャリングハンドルユニットを搭載し、オーディオレベルインジケーター機能を追加した業務用モデル「JY-HD10」の発売も予定されている。
(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番GR-HD1
  • 発売日2003年3月上旬
  • 価格\OPEN(予想実売価格 35万円前後)
【SPEC】
●信号方式:HD(750/30p)、SD(525/60p)、NTSC(525/60i) 日米標準信号方式 ●録画方式:MiniDV 方式DVC-SD、DVCATV/DVB準拠 ●映像信号記録:デジタルコンポーネント記録 ●音声信号記録:MPEG1 Layer2、16bit Stereo 1チャンネル(HD、SDモード時) ●PCM デジタル記録:16bit 2チャンネル、12bit 4チャンネル(DVモード時) ●撮像素子:1/3型118万画素プログレッシブCCD ●レンズ:F1.8−F1.9、f=5..2mm〜52mm
 ●ズーム倍率:光学ズーム倍率10倍、デジタルズーム使用倍率200倍 ●モニター:3.5型カラー液晶モニター(20万画素ポリシリコン液晶) ●入出力端子:i.LINK端子、USB端子、D端子、ヘッドホン端子、マイク端子、DC端子、AV/S/編集端子 ●外形寸法:114.5W×99H×271.5Dmm(ハンドル含まず ・最大突起部を含む) ●質量:約1270g、撮影時質量:約1490g(バッテリー、テープ、グリップベルト含む)