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ついに登場! 1500i表示のワイドテレビ2機種をビクターが発売

2001/10/17
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写真は36型のAV-36Z1500
●日本ビクター(株)は、地上波放送やDVDビデオなどのNTSC映像(525i)から、BSデジタルハイビジョン放送(1125i)まで、さまざまな映像信号を上位変換し、総走査線数1500本で表示する技術「DET(Digital Emotional Technology)」を搭載したワイドテレビ“1500iシリーズ”2モデル「AV-36/32Z1500」を11月中旬より発売する。価格は36インチモデルが34万円、32インチモデルが29万円。BSデジタルチューナーは内蔵せず、別売りとなる。

「DET」は先日同社より発表されていた新技術で、CEATECなどにも出展し、来場者の熱い注目を浴びていた。地上波放送からBSデジタル放送のD4信号フォーマット(525i/525p/750p/1125i)まで、さまざまな映像入力ソースを総走査線1500本の映像へアップコンバート変換し、シームレスな再生を可能とする。これにより、地上波放送やDVDの画像(525i)の垂直方向走査線数が従来比3倍の高精細映像で楽しめる。さらに、ハイビジョン放送の映画ソースも自動的に最適な映像で楽しめる「新ナチュラルシネマ」を搭載した。

超高精細表示ゆえ、ブラウン管も新たに開発。ファインピッチブラウン管の周辺フォーカスをさらに向上させた「新リアルファインピッチブラウン管」を採用し、デジタルハイビジョン放送の広帯域信号(30MHz)に対応した広帯域映像回路を搭載。きめ細かな映像に加え、周辺部まで高精細・高画質表示を実現する「ダイナミックVM回路」との相乗効果で、鮮明な映像を実現したという。

「デジタルワイドGRT」や「ノイズクリア回路」といったノイズ低減技術もしっかりと採用したほか、D4入力端子を3系統装備し、拡張性が高いのもうれしい。また、映像の微調整を細部に渡っておこなえる「シアタープロ設定」モードが用意されているのも、ホームシアターファンなら見逃せないポイントだ。

音声面も抜かりがなく、メインスピーカーには、音抜けが良く自然な音を再生できる4cm×20cmのフロントダイレクトスピーカーを採用。さらに13cm口径の重低音バスウーファーを内蔵した。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番AV-36Z1500
  • 発売日11月中旬
  • 価格¥340,000
【SPEC】●受信チャンネル:VHF:1〜12ch、UHF:13〜62ch、CATV:C13〜C38、BS:1、3、5、7、9、11、13、15ch ●ブラウン管:リアルフラットファインピッチブラウン管 ●ビデオ入力端子:4系統4端子(うち前面1系統) ●S映像入力端子:4系統4端子(うち前面1系統) ●D4入力端子:3系統3端子 ※1系統はBSデジタルチューナー専用 ●モニター出力端子:1系統1端子 ●消費電力:201W(リモコン待機時 0.1W) ●外形寸法:96.2W×62.4H×59.3Dcm ●質量:77.1kg
  • ブランドVICTOR
  • 型番AV-32Z1500
  • 発売日11月中旬
  • 価格¥290,000
【SPEC】●受信チャンネル:VHF:1〜12ch、UHF:13〜62ch、CATV:C13〜C38、BS:1、3、5、7、9、11、13、15ch ●ブラウン管:リアルフラットファインピッチブラウン管 ●ビデオ入力端子:4系統4端子(うち前面1系統) ●S映像入力端子:4系統4端子(うち前面1系統) ●D4入力端子:3系統3端子 ※1系統はBSデジタルチューナー専用 ●モニター出力端子:1系統1端子 ●消費電力:194W(リモコン待機時 0.1W) ●外形寸法:84.8W×54.3H×54.2Dcm ●質量:56.5kg