日本レコード協会発表

'15年の音楽ソフト生産、3年ぶり増加。アナログ盤は7割増

2016/01/21 編集部:風間雄介
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一般社団法人日本レコード協会は、2015年の音楽ソフト生産実績を発表した。

生産実績は同協会加盟全社の集計と、会員社が受託した非会員社の委託分をまとめたもの。音楽ソフトにはCDやアナログ盤、カセットテープなどのほか、音楽ビデオソフトも含まれる。

2015年年間(1月〜12月)の累計では、数量は前年比99%の約2億2,372万枚・巻、金額は同100.1%の2,545億円となった。

このうちCDの生産は、数量は1億6,784万枚で前年比99%。邦盤に限ると104%だった。金額では約1,801億円と前年比98%の微減だった。

オーディオレコードの生産実績 年次グラフ

アナログレコードの生産実績 年次グラフ。2015年に大きく伸張した

またアナログ盤については、数量は約66万枚で前年比65%増、金額は約11億7,500万円で73%増となった。数量・金額共にCDと比べ圧倒的に小さいが、2年連続で大きな成長を遂げている。

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