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IFPI調査。サブスクリプション型が大幅伸張

世界のデジタル音楽配信、収入がCDなど物理フォーマットに初めて並ぶ

編集部:風間雄介
2015年04月15日
レコード業界の業界団体であるIFPI(International Federation of Phonogram and Videogram Producers)は、デジタル音楽配信に関する最新レポートを発表した。

それによると、デジタル音楽配信からの収入は、CDなど物理フォーマットからの売上げに初めて肩を並べた。

2014年の、グローバルの業界全体の収入は0.4%減少し、149.7億ドルとなった。このうちデジタル音楽配信の収入は69億ドルで、6.9%上昇。全体の売上げのうち46パーセントを占めた。

レポートでは、産業の構造変化が継続していると指摘。消費者がストリーミングやサブスクリプション型の音楽配信サービスを受け入れており、ダウンロード型の売上げが8%減少する一方、サブスクリプション型は39%増加したと紹介している。なお同団体では、このサブスクリプション型サービスの利用者は46.4%伸び、約4,100万人が利用していると概算している。この伸びがデジタル音楽配信の伸びを加速させた格好だ。

すでにサブスクリプション型サービスは音楽産業のポートフォリオの中心に位置し、売上げは16億ドル程度と、デジタル音楽配信の市場のうち23%を占めている。さらにレポートでは、2015年に同種のサービスがさらに伸びると予想。それを牽引する3つのグローバルプレーヤーとして、YouTubeの「Music Key」、Jay Zが買収した「Tidal」、そしてアップルが展開するとみられる新たなサブスクリプション型サービスを挙げている。

一方の物理フォーマットに関しては、いまだに全体のうち46%の売上げシェアがあり、特にフランス(57%)、ドイツ(70%)、日本(78%)が物理フォーマットの割合が高い。

またアナログレコードについても、2014年に54.7%の大幅な伸びを記録したと紹介。グローバルの売上げのうち、2%を占めるまで成長したという。

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