オーディオ用のCD-Rが安い!

公開日 2001/05/03 16:52
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●CD-Rはパソコン用の普及での熾烈な価格競争によって、昨今では空のプラケースの方が単価の高いものまであったりするほどだ。コンシューマーに向けての「オーディオ用CD-R」も、発売当初に比べると相当に価格が安くなっている。

秋葉原などでは、旧パッケージ品の処分などを行う店舗もあって、かつての音楽用カセットテープ1本ぶんの値段で10枚買えることもある。

となってくると、もっと大胆にオーディオ用のCD-Rを活用して、その大きな魅力をいろんなところで楽しんじゃおう! なにせ、MDと違って信号を圧縮してないから、音質は保証付きだ。それに、オーディオ用CD-Rには、音質を考慮した新しいディスク構造が採用されて、普通のパソコン用のCD-Rよりも良い音で録音できるものが増えている。音にうるさいマニアにとっても、DATにかえてのデジタル録音として十分活用できるだろう。

●オーディオ用CD-Rは、パソコン用CD-Rとどこが違うか。それは、オーディオ用であることの識別記録部があること以外に、基本的な設計点で大きな違いが出てくる。

オーディオのCDは、再生が等倍速=1倍だから、パソコン用のように16倍対応にする意味はない。意味がないどころか、生産技術が進んでいない場合は、16倍速対応にしたために、1倍で使えない、エラーが増えるなどということも起こるという。

だから、オーディオ用CD-Rとパソコン用は、違った設計がされており、パソコンで音楽を録音する場合でも、オーディオ用を使った方がよい音で録音、再生できるということになるのだ。

5月21日発売のオーディオアクセサリー誌でも、予想以上に効果のある、オーディオ用CD-Rの使いこなし記事と、オーディオ用CD-Rディスクの試聴レポートを掲載するのでお楽しみに。

以下、CD-Rの知識の参考になるサイトを挙げてみるので、研究の上でさっそくオーディオ用のCD-Rを買いに行こう。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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