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公開日 2025/06/03 06:30
使い心地はミニマルで軽快、音は重厚な老舗のチューニング

ゼンハイザーの “ブレないサウンド” が日常に溶け込む。オープン型完全ワイヤレス「ACCENTUM Open」を使ってみた

杉浦みな子

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いまイヤホンの世界では、“ながら聴き” がひとつのトレンドになっていたりして、“耳を完全にふさがないで音楽を楽しむ”という選択肢が広がっている。


そんな中、ドイツの名門ゼンハイザーから登場したのが、“オープン型” を標榜する完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open(アクセンタム・オープン)」だ。1968年に世界初のオープンエア型ヘッドホン「HD 414」を世に送り出した同社が、満を持して完全ワイヤレスでも “オープン” を謳う。



ゼンハイザー「ACCENTUM Open」オープン価格(予想実売価格:税込16,940円前後)


製品としては、イヤーピースの無いいわゆるインナーイヤー型と呼べるもの。周囲の音がある程度聴こえる環境=日常の中に、ゼンハイザーサウンドが溶け込むようなリスニング体験を狙った1台だ。


予想実売価格価格は税込16,940円前後で、同社の製品としてはお手頃で驚く人も多いだろう。しかしカジュアル志向のイヤホンだからと侮るなかれ。サウンドを聴くと、「カジュアルラインでも、ゼンハイザーらしさはブレない」と実感できる注目機だった。


本体もケースもびっくりするほど小さい&軽い


まずは、製品の基本からチェックしていこう。上述の通りスティック型のオープンイヤーで、カラーはブラックとクリームの2色をラインナップ(クリームはAmazonのみの限定販売)。Bluetoothのバージョンは5.3に準拠し、コーデックはSBC/AACに対応している。



ブラック/クリームの2色をラインナップ。クリームはAmazon限定のカラーとなる


内部には11mmのダイナミックドライバーを搭載。詳しい音質については後述するが、チューニングは同社のヒット作である開放型ヘッドホン「HD 650」の設計思想を下敷きにし、80年以上にわたって培った音響技術を結集したとのことで、この価格帯でも抜かりはない。


バッテリー仕様は、イヤホン単体で最大6時間、充電ケースを併用すれば最大28時間の連続再生が可能。10分の充電で約90分再生できる急速充電に対応するのも何気に嬉しい。本体はIPX4の防滴仕様で、多少の雨や汗も気にせず使える。


ACCENTUM Openの実機を手に取ってまず驚くのが、とにかく小さくて軽いこと。「本当に充電できるの……?」と一瞬不安になったくらいだ。


カチャッと軽い手触りのフタを備えた充電ケースの重量は約29.3gで、服のポケットにもすっきり収まる。こうした軽量&コンパクトなデザインも、日常に溶け込むカジュアル感とシンクロする。



ケースからしてスリム。ジーンズのポケットにもするりと収まってくれそう


イヤホン本体も片方あたり約4gで、これまた軽い。重量を耳甲介へ均等に分散させる独自のステム構造を採用しており、密閉型イヤホンで生じやすい圧迫感や蒸れ、閉塞感を低減している。





 



イヤーピースを使わないオープンな形状が、圧迫感とは無縁の風通しの良い着け心地を体験させてくれる


筆者の小ぶりな耳にもサクッと引っかけて自然と収まるし、筆者が使った限りは耳から不用意に外れることもなかった。さすがに激しいスポーツ時なんかの使用は不安だが、通勤中やデスクワーク中にサクッと音楽を聴くような使い方ならまず問題ない。お借りしたのはブラックだが、マットな質感で見た目的にも馴染みが良い。



小ぶりな耳にもササッと装着できる。イヤリングと併用しても違和感は無かった


 


“説明書いらず”の使い勝手と、老舗のチューニングを日常生活で実体験

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