音質・快適さ・デザインすべてに妥協したくない人への「最適解」イヤホンはコレだ!「HUAWEI FreeBuds 6」徹底レビュー
折原一也ファーウェイの人気イヤホン「FreeBuds」に最新モデルが登場!
近年、完全ワイヤレスイヤホン市場においては、「ラク」、つまり快適な装着感を求める声が高まっている。そんな中、耳への負担が少なく開放的なリスニング体験を提供するインナーイヤー型(開放型)イヤホンが再び大きな注目を集め始めている。
このトレンドを牽引し、先進的な技術力でインナーイヤー型の可能性を追求し続けているのが、世界的テクノロジー企業ファーウェイだ。
今回登場した「HUAWEI FreeBuds 6」(以下、FreeBuds 6)は、まさにそのファーウェイが満を持して送り出す、ノイズキャンセルにも対応するインナーイヤー型の最新モデル。同社のProシリーズがカナル型(密閉型)であるのに対し、FreeBuds 6はインナーイヤー型に特化し、その「ラクさ」と「高音質」のためにかつてない技術を導入する意欲的なシリーズだ。
前モデル「FreeBuds 5」のユニークなデザインDNAを受け継ぎつつ、音質と快適性をさらに磨き上げた本機の実力を、詳細にレビューしていこう。
未来感と「ラク」を極めたスタイリッシュデザイン
インナーイヤー型のFreeBuds 6について、まず目を引くのがそのデザイン、そして装着性だ。
未来感のある水滴フォルムは健在で、初めて実物を目にする人は、誰しもがその独自性と美しさに驚くだろう。カラーバリエーションはパープル、ブラック、ホワイトの3色展開。いずれも質感高く、非常にファッショナブルだ。
装着感は、まさに「ラク」を追求したインナーイヤー型の進化系。人間の耳に関する膨大なビッグデータを基に最適化された形状は、インナーイヤー型特有の通気性の良さを持つだけでなく、前モデルよりもさらなる小型軽量化も実現。FreeBuds 5比でイヤホン単体の重量が約9%軽量化、体積も約12%小型化している。
耳穴だけでなく耳元を支えに上手く使っており、実際に装着してみるとオーダーメイドのような自然なフィット感。耳穴にかかるストレスがないため長時間快適に付けていられるのだ。あえていえば、耳自体への接触が弱めなので落下しないか心配になる人もいるかもしれないが、耳穴が大きかったりする人用にラバー製のイヤーチップも付属しているので、こうしたアイテムを活用するのもよいだろう。
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