トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2016/10/31 12:11
【特別企画】スタイリッシュなデザインで360度サウンドを実現

ポータブルなのに重低音は“メガ級” - Bluetoothスピーカー「UE MEGABOOM」を聴いた

折原一也

前のページ 1 2 3 次のページ

UE BOOMシリーズのポータブルBluetoothスピーカーの中でも最大サイズのモデルである「UE MEGABOOM」をレビュー。UE BOOM譲りの機能性とデザイン、そして“MEGA”だからこそ可能な迫力のある低音の魅力を、折原一也氏が分析する。

「UE MEGABOOM」¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)

“メガ”級の重低音を聴かせてくれる「UE MEGABOOM」

「UE」ことUltimate Earsは、高音質イヤホンの老舗ブランドとして現在も支持を集める一方で、ポータブルBluetoothスピーカー「UE BOOM」シリーズを大ヒットさせ、オーディオカテゴリーにおいてその存在感をこれまで以上に高めてきた。

UE BOOMは、ボトル型デザインと360度に広がる優れたサウンド、防水性能の装備などによって、ポータブルBluetoothスピーカーの新しいトレンドをつくり出した。このUE BOOMは現在、第二世代モデル「UE BOOM 2」(関連ニュース)へとバージョンアップしてラインナップされている。

取材をした折原氏。向かって右側がUE MEGABOOM、左側がUE BOOM 2

そして今回取り上げる「UE MEGABOOM」(関連ニュース)は、UE BOOM 2の“兄貴分”と言えるモデルである。UE BOOMの大型バージョンである本機は、UEのサウンドを余すことなく体感できる製品として、強烈な存在感を放っている。

ユニットを大口径化して、アンプ出力も強化

“UE MEGABOOM”のコンセプトとは何か? それは、現在のBluetoothスピーカーが市場から求められている“重低音の再生能力”へのUEからの回答なのではないだろうか。

実物を前にすると、名前の「メガ」が示す意味を実感する。デザインはUE BOOM 2と同じだが、並べてみるとサイズは二回りは大きい。UE BOOM 2がほぼ500mlのペットボトルと同じサイズ(高さ18cm、直径6.7cm)なのに対して、UE MEGABOOMは高さ22.6cm、横幅は約8.3cmと、1.0Lのペットボトルくらいのイメージである。重さはUE BOOM 2が548gなのに対して、UE MEGABOOMは877gとなる。

UE MEGABOOM(左)とUE BOOM 2(右)。サイズが2周りほどちがうのがわかるだろう

スピーカーとしては、ボトル型のボディで360度サウンドという基本コンセプトはそのままに、ユニット口径をサイズアップ。50mmフルレンジスピーカーユニットを2基、5cm×10cmパッシブラジエーターを1基搭載している。さらに内蔵アンプも18W×2へパワーアップするなど、“質”も伴った重低音を鳴らすためにオーディオ面を正統派アプローチで強化している。

お洒落なデザインと機能性を兼備

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB