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アップル、エントリーモデルながら常時表示に対応した「Apple Watch SE 3」
編集部:太田良司アップルは、Apple Watchシリーズのエントリーモデル「Apple Watch SE 3」を9月19日より発売する。本体カラーバリエーションはスターライトとミッドナイトの2色で、価格は37,800円(税込)から。本日9月10日から予約受付が開始されている。
「Apple Watch Series 10」と同等の4コアNeural Engine、容量64GBの「S10」チップの搭載により、エントリーモデルのSEシリーズでは初めて常時表示ディスプレイ(Alwais-On display)に対応した。スリープ解除しなくても時刻や文字盤を見ることができるようになった。
またS10チップ搭載にともない、親指と人差指のダブルタップ、および手首をすばやく返して戻す手首フリップのジェスチャーに対応。電話に出たり通知を消すなどのアクションが片手だけで簡単にコントロール可能となっている。
40mmと44mmの2サイズ展開で、アルミニウムのケースにLTPO常時表示Retinaディスプレイを搭載。4倍の耐亀裂性能を持つ頑丈なIon-X前面ガラスを採用。輝度は最小2nit – 最大1,000nit。
センサーは第2世代光学式心拍センサー、皮膚温センサー、コンパス、常時計測の高度計、高重力加速度センサー、ハイダイナミックレンジジャイロスコープ、環境光センサーを搭載する。
OSはwatchOS 26で、「Liquid Glass」を使った美しい新たなソフトウェアデザインや、先読みで実用的な提案をするスマートスタックのヒント、Apple WatchをApple Intelligenceに対応するiPhoneと連携して翻訳されたメッセージの表示などに対応する。ほか、メモアプリの利用や、保留アシスト、着信スクリーニングの機能も備える。
ヘルスケア関連では過去の排卵を推定できる周期記録アプリ、心拍数アプリ、高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、服薬アプリ、マインドフルネスアプリ、ノイズアプリ、睡眠ステージ対応の睡眠アプリ、睡眠スコア、睡眠時無呼吸の通知を装備。
新しい5Gモデムを搭載しており、モバイル通信でのバッテリー消費量がより少なくなり、電力効率が向上している。モバイル通信プランを利用すれば、Apple WatchのユーザーはiPhoneが手元にない場合でも、電話をかけたり、メッセージを送信したりできるほか、緊急通報サービスに助けを求めることもできる。
内蔵スピーカーでは、音楽やポッドキャストなどのメディアを直接再生可能。電話アプリまたはFaceTimeのオーディオ通話では、S10チップによって「声を分離」が可能になり、周囲のノイズを抑えるため、雑音が多い環境でも、ユーザーの声が相手にはっきりとクリアに聞こえるようになった。
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