トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > ホビー&カルチャーニュース

公開日 2025/04/15 17:23
OpenAIなどのAPIを使用

LINE、生成AIサービス「LINE AI」提供開始。返信内容やスタンプを提案してくれる「トークサジェスト」機能も

編集部:杉山康介

LINEヤフーは、同社のコミュニケーションアプリ「LINE」において生成AIを活用したサービス「LINE AI」「LINE AIトークサジェスト」の提供を開始する。



同社は『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』というミッションのもと、LINEアプリでも「LINE AIアシスタント」「AIメッセージ変換」といった生成AIの活用サービスを積極的に推進してきた(AIメッセージ変換はLINE AIトークサジェストの提供に伴い機能提供を終了)。


新たに提供されるLINE AI/LINE AIトークサジェストでは、OpenAIなどのAPIを使用。「OpenAIなどのテクノロジーを最大限活用し、生成AIが多様なサポートを提供することでユーザーの生活をより便利に、そして、新しい形のコミュニケーションを提供します」とコメントしている。


LINE AIは、トーク感覚で質問や情報収集、画像生成が無料でできるというサービス。「AIテキスト」機能ではテキストで質問を送信するとAIが回答してくれるほか、画像を送信すれば特徴を分析し、適切な情報を提供してくれるという。



また、生成したい画像の条件を入力すると、それに基づいた画像を生成してくれる「AIキャンバス」機能も搭載。生成された画像はダウンロードやシェアが可能。


なお、AIテキストは1人あたり1日の利用回数に制限があるのに加え、生成されたコンテンツを著作権・商標権・その他の知的財産権を侵害する形で利用することや、そうしたかたちで生成されたコンテンツの公の場での無断公開、第三者への再配布・販売・転用は禁止とのこと。


LINE AIトークサジェストは、直近のトーク内容にあわせて適切な返信の文言やLINEスタンプを提案してくれたり、下書きメッセージの口調を自動で変換してくれるという無料サービス。ユーザーは「LINEラボ」からLINE AIトークサジェストをオンにすることで利用できるようになる。



「返信提案」はユーザー側で文章の長さや表現の丁寧さを調整するなど、シーンに応じたカスタマイズが可能。「口調変換」はフォーマル/ため口/誤字修正/ねこ語/侍言葉といった5つのオプションから選択するかたちで利用できる。


LINE AIトークサジェストは1人あたり1日300回まで、月2,000回までの利用制限がある。また、試験的に導入を開始することから利用人数にも上限があり、タイミングによっては利用できない場合もあるほか、個人に関する情報や著作権、商標権その他の知的財産権を保有する情報を許諾なく入力することは禁止だとしている。


両サービスともLINEヤフー共通利用規約が適用され、また同社は生成AIにより出力される結果について、信頼性、正確性、完全性、有効性などを保証しないとのこと。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB