トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/03/27 14:17
すでにPixel 7は64ビット専用に

「Snapdragon 8 Gen 3」は64ビット専用、32ビットアプリを切り捨てる可能性

多根清史
アップルのiPhone用Aシリーズチップとクアルコム製のAndroidフラッグシップ向けSoCは、長年にわたり性能および電力効率の格差が開いていた。しかし、最新のA16 BionicとSnapdragon 8 Gen 2では差が縮まっており、iPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraはスピードテストやバッテリー持続時間ともに互角との検証結果もある。

そんななか、次世代チップ「Snapdragon 8 Gen 3」に関する新たな噂話が伝えられている。開発者で有名リーカーのKuba Wojciechowski氏は、Snapdragon 8 Gen 3の開発コードネームは「Lanai」または「Pineapple」だとツイート。さらにSnapdragon 8 Gen 2の1(プライムコア)+4(高性能コア)+3(高効率コア)構成とは異なり、2+3+2+1構成を採用すると述べている。

注目すべきは、これらが新規設計のコアであり、「現在のラインナップ全体を置き換える」と述べられていることだ。さらに32ビット対応は完全に停止され、64ビットのみになるという。つまり、数年前の古い32ビットアプリはハードウェア的にも動かなくなることを意味している。

すでにAndroidも32ビット対応を打ち切る方向にあり、GoogleもPixel 7/7 Proが、初の64ビット専用Androidスマートフォンであることを明らかにしている。またSnapdragon 8 Gen2も、CPUコアのうち旧世代のCortex-A71のみが32ビット対応であり、この方向性は必然とはいえそうだ。

Snapdragon 8 Gen 3は8 Gen 2より早い時期、つまり11月より前に発表されるとの噂話もあった。その時期は「iPhone 15 Pro」モデルが次期SoC「A17 Bionic」とともに登場すると予想されており、フラグシップのiPhoneとAndroidが正面から激突することになるかもしれない。

Source: Kuba Wojciechowski(Twitter)
via: 9to5Google

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB