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公開日 2026/10/13 23:31
米国などで11月13日発売

Apple、Siri AI搭載スマートディスプレイ「HomeView」。日本展開は言及なし

編集部:小野佳希


Appleは、Siri AIを搭載するスマートディスプレイ「Apple HomeView」を発表した。イギリスやアメリカなどで11月13日に発売する。据え置き型と壁掛け型の2タイプをラインナップし、価格は両タイプとも299ドル。日本での展開については言及されていない。


7インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。音楽再生やFaceTime通話、ホームモニタリング、音声コントロールによる各種ハンズフリー操作など、エンターテインメントやスマートホーム製品群を一括で管理できる。


ユーザーの顔を認識し、Siri AIがメッセージ、FaceTime、カレンダーなどの各種を個々人に応じて表示。最大6人のユーザーを認識し、パーソナライズされた体験を一人ひとりに届けるとのこと。


それぞれのユーザーが、アプリやウィジェットでパーソナライズされた自分のホーム画面を利用可能。また、個人のコンテンツはプライバシーが守られ、ほかの人からは見えないが、共有している写真アルバムや音楽は、ゲストも含めて家中みんなで簡単に楽しむことができるという。


上述のように、次世代のApple IntelligenceとAppleシリコンを活用したSiri AIを搭載。Siri AIは、パーソナルコンテクストの理解やオンスクリーン認識により、これまでよりはるかに有能で、自然な会話ができるようになったアシスタントだとアップルは説明している。



Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneまたはiPadとの連携によって、Siri AIは各ユーザーのパーソナルコンテクストを活用して、アプリ間でアクションを実行したり、メッセージ、カレンダー、Apple Musicのプレイリストなどから関連情報を表示するなどといった行動をとる。


なお、ユーザーは、ペアリングした対応デバイスで、Siriの声の表現や話す速さをカスタマイズ可能で、このカスタマイズはHomeViewにも引き継がれる。


そしてHomeViewで会話を始めると、SiriアプリがiCloudを利用して、プライバシーを保護しながらユーザーの製品間で会話の履歴を同期。iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision Proといった各種デバイスをまたいでシームレスに会話を続けられるという。


一方で、HomeViewに組み込まれたSiri AIにより、Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneやiPadを持っていないユーザーも、Siri AIの幅広い知識や、豊かで自然な会話、進化した音楽検索のメリットを享受できるともしている。


ディスプレイ部には、音楽再生時にアルバムアートのアニメーションや歌詞を表示。また、Apple Podcast、Apple News4、Apple TV、対応する他社製のオーディオアプリやビデオアプリも楽しめる。


加えて、同社製品のHandoff機能を利用することで、例えばiPhoneをHomeViewディスプレイの前に置くと、車の中や散歩中に再生していた曲の続きをHomeViewで聴くことが可能。さらに、家の中にHomeView、HomePod、HomePod mini、AirPlay対応スピーカーなどを複数設置すれば、マルチルームオーディオ再生も利用できる。


スマートホーム関連では、カメラ映像の表示、サーモスタットや照明の調節、ドアのロック、ブラインドを閉じるなどのコントロールを、タッチまたはSiri AIへの音声指示で実行可能。対象となるiCloud+サブスクリプションがある場合、HomeViewは対応するカメラと連係して、人物、親しい人の顔、ペット、荷物、車両をエンドツーエンドで暗号化して認識し、誰かが玄関に来た瞬間に、家にいる人に通知するといったこともできる。


なお、同時発表されたスマートロック関連機器「Apple Home Collection」とも連携。Works with Apple HomeおよびMatter対応のアクセサリにも対応している


7インチのLiquid Retinaディスプレイをドーム型のスピーカーベースにステンレス製のヒンジで接続したデザインを採用。ヒンジは角度調整が可能で、「キッチンカウンターやナイトスタンド、サイドテーブルなど、どんな場所にもぴったりだ」とアピールしている。


カラーバリエーションはシルバー、スターライト、ローズピンク、スペースグレーの4色。付属ケーブルの色も本体色に合わせている。


音響面では、専用設計の音響システムを採用し、空間オーディオにも対応。ディスプレイ部に2つのカスタムフルレンジドライバーを、ベース部にダウンファイアリング(下向き)のウーファーと2つのフォースキャンセリングパッシブラジエータを内蔵している。



また、Appleシリコンとリアルタイムで動作するシステムセンサーを活用したコンピュテーショナルオーディオによって、音量と低音域のレスポンスを自動で最適化する。


壁掛け型モデルのカラーバリエーションはスペースグレーとシルバーの2色で、Schneider Home製の3つの専用マウントを使って壁に取りつけることが可能。


据え置き型と同じく7インチLiquid Retinaディスプレイを採用し、2つのカスタムドライバーと壁面に設置するためにチューニングされたコンピュテーショナルオーディオシステムを搭載している。


両モデルとも、オーストラリア、カナダ、インド、ニュージーランド、英国、米国、本日10月13日より予約受付を開始。その後、シンガポールで現地時間10月15日9時から予約を開始し、南アフリカでも米国などと同様に11月13日から販売する。


なお、Siri AIが現在EUのiOSで利用できないため、Apple HomeViewはEUでは販売されない。「Appleは、状況の改善に向けてEUと建設的に協力を続けている」と説明している。

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