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公開日 2025/08/05 07:00
不自然な色合いを自動調整する独自技術「TrueHueテクノロジー」を採用

TCL、最大120型投影のポータブルスマートプロジェクター「PROJECTOR C1」。内蔵スピーカーはDolby Audio対応

編集部 : 伴 修二郎

TCLは、コンパクトサイズながら最大120型の大画面投影を実現するフルHD対応ポータブル液晶プロジェクター「TCL PROJECTOR C1」をAmazonで発売している。価格は35,990円(税込)。



「TCL C1 GTV」


約1.77kgと片手で持ち運べるコンパクト設計で、40〜120型の大画面投影を可能にするポータブル液晶プロジェクター。3.0型の液晶パネルを用いたLCD方式を採用している。


解像度は1080p(1920×1080)のフルHDに対応し、鮮明で高精細な映像投影を実現するとアピール。また、4Kコンテンツのデコードにも対応する。


フレームごとに明るさ・コントラスト・色彩を自動最適化するTCLの独自技術「TrueHueテクノロジー」を採用する。不自然な色調を排除することで、映像の本来の奥行きを引き出すとしている。


また、適応型シャープネスとコントラスト調整を備えることで、毛穴の質感から広大な風景までを画素単位でクリアに再現し、制作者の意図を忠実に映し出す映像投影が可能だという。



片手で手軽に持ち運べる


レンズは、優れた光透過性を備えるという高透過率コーティングレンズを採用しており、より鮮明な映像投影や解像度の向上を促したとのこと。


10〜100%までの明るさ調整にも対応。コントラスト比は1500:1。明るさは230 ISOルーメンを実現し、どんな照明環境でもクリアな映像を実現するという。


本体内部には、長寿命を実現するという完全密閉型光学エンジンを搭載。IPX5規格の防塵仕様に準拠しており、内部の部品をホコリやノイズから守ることで、安定した性能を長期間にわたって維持するとしている。


また、30,000時間以上の光源寿命を備えることで、メンテナンスを最小限に抑え、長期間にわたり優れた映像体験を提供すると謳っている。


機能面では、4つの多機能ピクチャーモードをサポート。スタンダードモード、シネマモード、スポーツモード、ゲームモードの4つの映像モードから切替えが可能で、あらゆるコンテンツや照明環境に最適な画質を実現するとしている。


調整機能では、瞬時に鮮明で完璧な長方形の映像を投影する「オートフォーカス」「自動台形補正」、障害物を自動検知し、画面位置を賢く調整を行う「障害物回避機能」「自動スクリーン調整」などを備えることで、スムーズで手間のかからないセットアップを叶えるとのこと。


また、本体には内蔵ハンドルと285度から調整可能なジンバルを備えることで、あらゆる角度からシームレスに映像投影が可能。天井への投影も自在に行えることで、ベッドでの視聴や友人との集まりなどにも最適としている。



側面部のイメージ


サウンド面では8W出力のスピーカーを内蔵し、Dolby Audioに対応する。繊細なセリフからアクション満載のサウンドトラックまで、迫力や臨場感あふれるサウンドを部屋全体に広げるとアピールしている。


OSにはGoogle TVを搭載。NetflixおよびGoogle TVの公式認証を取得しており、各種ストリーミングコンテンツをシームレスに楽しめる。Googleアシスタントを内蔵するほか、ミーラリング機能のChromecastもサポートする。


インターフェースは、HDMI 2.1×1、USB 2.0×1、AC×1、3.5mmオーディオ出力×1を装備する。接続面ではWi-Fi 5、およびBluetooth Ver.5.1によるワイヤレス接続に対応する。



端子部分のイメージ


プロジェクター本体は、洗練された実用的なデザインを採用した。電源ポートを本体にスマートに収納できることで、洗練されたデザインを保ちながら実用性も兼ね備えたとしている。


また、10,000回の開閉サイクルをクリアしたヒンジ耐久試験や、10,000回の回転耐久性を実証したフォーカスホイール試験をクリアするほか、-30℃から55℃まで対応する耐温性能、長期間の安定した性能を保証する内部品質検査の認証など、高い耐久性や品質を備えているという。


内蔵ストレージは16GB、バッテリー容量は60Wh、消費電力は65W。外形寸法は138.4×145.2×230.7mm、本体質量は約1.77kg。

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