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オーディオテクニカ、開放型モニターヘッドホンのエントリー機「ATH-R30x」。税込約1.8万円
編集部:松永達矢オーディオテクニカは、オープンバック(開放型)スタイルのモニターヘッドホン「ATH-R30x」を、3月28日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込18,150円前後での実売が予想される。
ハウジングで低域を増強しない代わりに、共振がなくドライバーの再生音を直接耳に届ける開放型設計のモニターヘッドホン。今年1月にアメリカで開催された「The 2025 NAMM Show」にて型番のみ明かされていたモデルが、この度正式に発表された格好だ。同社では本製品の位置づけとして、先立って発売された上位モデル「ATH-R70xa」「ATH-R50x」の音の意匠を継いだエントリー機だと紹介している。
高磁力マグネットを利用したφ40mmドライバーを搭載し、ハウジングの前面および背面を開放した状態でもドライバーが生み出す空気の流れをコントロールできる独自設計を施すことで、純粋でリアルな音場を実現するとアピール。しっかりとした低音域、クリアな中音域、滑らかで広がりのある高音域を再現可能で、プライベートな空間でのミキシング、マスタリングや制作に最適だとしている。
ケーブルを除いた本体質量210gという軽量設計と、重量を均等に分散させるヘッドバンドにより、長時間の装着性に配慮した。イヤーパッド素材は柔らかなベロア素材を採用し、通気性のある開放型設計との組み合わせにより、いつでも快適に利用できると謳う。ケーブル長は3.0mで、プラグは3.5mmステレオミニを採用している。
再生周波数帯域は15Hz - 25kHz、出力音圧レベルは92dB/mW、最大入力は1,000mW、インピーダンスは36Ωとなる。付属品として、φ6.3mmステレオ変換プラグアダプターを同梱する。
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