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公開日 2026/10/19 11:00
ペアで6,500,000円(税込)

フェーズメーション、真空管式モノラルパワーアンプ「MA-3000」を11月発売。フラグシップ「MA-5000」のDNAを継承

編集部:岡本 雄

協同電子エンジニアリングは、同社オーディオブランド「Phasemation(フェーズメーション)」から、真空管式モノラルパワーアンプ「MA-3000」を、11月28日(土)に発売予定だと発表。定価はペアで6,500,000円(税込)。



フェーズメーション「MA-3000」6,500,000円(税込/ペア)


2023年発売のフラグシップモデル「MA-5000」の弟機にあたり、技術を踏襲しつつ低価格化を実現したという真空管式モノラルパワーアンプ。


出力段は、PSVANEの三極管「WE-300B」をパラレルシングル構成で採用。ドライバー段には、JJ ELECTRONIC製「EL34」をトランス結合で使用。


一般的な回路が電圧増幅段であるのに対し、MA-3000はMA-5000同様にドライブ段も電力増幅回路となっており、この構成によって得られる低インピーダンス化によって、微細な信号伝達の正確性を向上させていると説明。


電源トランスは一新されており、新設計のハイレギュレーション・トロイダル電源トランスを搭載。これによって電源回路を低インピーダンス化したほか、サウンドステージの拡張とハイスピード化を実現したとしている。


電源トランスの制振技術には、MA-5000で初めて採用されたフローティング構造を踏襲。フローティング部のゴムには、自動車の振動防止に使用されているという高い制振性を持つ特殊ゴムを用いており、その中でも電源周波数を効果的に排除する個体を選定しているという。


また脚部には、TAOC(アイシン高丘)のハイカーボン鋳鉄を採用。通常の鋳鉄よりも黒鉛(グラファイト)の粒径を大きくした独自の音響用素材で「優れた振動減衰性と適度な響き」を実現するとしている。



背面端子部


内部構造はトランスやコイルのシールドから、真空管への電磁干渉がないよう配慮した設計となっており、再生音の鮮度や解像度を保つとしている。


一般的な真空管アンプはカバーを外して使用するが、本機を含めたフェーズメーション製品は装着状態で最良のサウンドになるようチューニングされており、カバーを装着したまま使用することが推奨されている。カバーの裏面にはケイ素鋼板を取り付けられており、真空管から回路への電磁干渉の排除にも貢献しているという。


そのほかデザイン面では、スラント肉厚フロントパネルを採用。また放熱用開口部には「青海波」という和柄模様が施されている。カバー正面の職人が1枚ずつR加工処理を施したガラスに、アンプ上部からライトを照らすと、青海波の模様が映し出されるという演出がなされている。


スピーカー端子には、フルテック製のものを搭載。純銅のコンダクターにロジウムメッキが施されており、ねじ切れることなのないトルクリミッター機能を有している。


入力端子は、RCAとXLRを1系統ずつ実装。RCA端子は、削り出して成形したうえで金メッキ処理を施した高音質を図っている。XLR端子には、接点にも金メッキを施したNeutrik製の端子を採用している。


入力インピーダンスは47Ω、利得は34dB、残留ノイズは200μV以下。最大出力は25W、周波数特性は10 - 40kHz、出力インピーダンスは4 - 8Ω、消費電力は160W。外形寸法は310W×255H×480Dmm、重量は19.0kg。

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