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公開日 2026/09/05 00:00
税込44万円

aune audio、フラグシップとなる純A級ヘッドホンアンプ「A17」。アナログ専用電源/R2R電子ボリューム搭載

編集部:石井達也

ミミソラは、同社が取り扱うブランドaune audioのフラグシップ・デスクトップヘッドホンアンプ「A17」を発売した。価格は440,000円(税込)。



 「A17」


本機は、フルディスクリート構成による純A級(クラスA)動作を採用したヘッドホンアンプ。入力段にはツインJFET(接合型電界効果トランジスタ)回路を採用し、デュアルトランジスタ並列アーキテクチャによってリニアリティを最適化している。


出力段は、チャンネルごとに3ペアのパワートランジスタを並列駆動する構成とし、出力インピーダンスを低減するとともにトランジェント応答と負荷制御能力を向上させた。


最大出力はバランス接続時で11,500mWとなる。異なるヘッドホンの仕様に対応するため、2段階の電流モード切替と、4段階のゲイン設定(5.8dB/9.2dB/11.6dB/13.5dB)を搭載している。





ボリュームコントロールには、JRC製の「MUSES72323」チップを採用した99ステップのR2R電子ボリュームを搭載。4チャンネルを同期させることでチャンネルアンバランスを低減しており、ヘッドホン出力とプリアンプ出力はそれぞれ独立したボリュームコントロールロジックを備えている。


電源部には、アナログセクション専用の100Wトロイダルトランスと、ディスプレイ/コントロールシステム用の専用電源モジュールを搭載した「独立デュアル電源」構成を採用。コントロール信号はデジタルアイソレーターチップで物理的に分離している。


さらに、プリアンプ段を+20V、出力段を+15Vで駆動させる「ハイ/ロー・スプリット電源アーキテクチャ」により、クラスA動作におけるダイナミックレンジの確保と発熱抑制を図っている。メインフィルターコンデンサーの総容量は約80,000μFを確保した。


筐体は、純アルミニウムを用いた超厚肉シャーシと多段階の内部ステップ式放熱構造を採用。クラスA動作による熱をシャーシ全体へ分散させ、動作の安定性を高めている。


フロントパネルには、現在の設定や音量レベルを表示するデュアルディスプレイを搭載し、すべての操作にアクセスできるオールボタン設計が採用されている。


入力端子はRCAおよびXLRを各1系統装備。プリアンプ出力端子にもRCAおよびXLRを備え、システム内でプリアンプとしても使用できる。前面のヘッドホン出力端子は、4ピンXLR、6.35mmシングルエンド、4.4mmバランスの3種類を搭載する。



背面


主なオーディオ性能として、THD+Nは0.0005%未満(1kHz)、SNRは-115dB未満(32Ω)、ノイズフロアは7μV未満。本体重量は約25kg。リモコンや6.35mm→3.5mm変換アダプターなどが付属する。

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