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公開日 2025/10/17 20:59
AIR TIGHT新アンプやスフォルツァート製品も

<TIAS>MSBから約6500万円の超弩級DAC/Aura「linear classics」などデモ

編集部:小野佳希

ハイエンドオーディオブランドが集うイベント「2025東京インターナショナルオーディオショウ」が開幕。本稿では、アクシス、ユキム、エイ・アンド・エム、リジェールのブースをレポートする。


アクシス


アクシスは、10月1日に発表したばかりのFyne Audio「F502S」を始め、同社が取り扱う幅広いブランドの様々な製品を展示している。



そのFyne Audioからは、ブックシェルフスピーカー「F5S」を参考展示。F500シリーズの新モデルで、年末から来年始めごろの国内発売を検討しているところだとのことだった。



同社独自技術IsoFlare(アイソフレアー)を用いた5インチIsoFlareポイントソースドライバーを搭載。特殊な溝(フルート)を刻むことで曲面形状を不均一化し、共振を徹底的に排除するというFYNEFLUTEテクノロジーも採用するほか、キャビネット下部の開口部には特許技術BASSTRAXも投入している。


MSB TECHNOLOGYブランドでは、日本円にすると約6,500万円という超弩級のDAコンバーター「SENTINEL DAC」を参考出品。同機は独自の「32 Hybrid DAC MkII」や「The Sentinel Clock」を搭載している。海外ではすでに受注をスタートさせているが、日本での展開は現在検討中の段階とのこと。



ユキム


ユキムは、パワーアンプ「LCP1」などAuraの新シリーズ「linear classics」を中心に、ELAC、AIRPULSEなど、同社が取り扱う様々なブランドの製品を展示している。



音出しデモには、ELACのブックシェルフスピーカー「Concentro S503.2 WALNUT」などを使用。日本市場にはまだ導入されていないTHALES Tonarmのターンテーブル「THALES Reference」も組み合わされていた。



THALES Referenceは特許を取得した遠心力調整機構によってターンターブルのトルクバランスを一定に保つという。日本に導入するかどうかは現在検討中とのことだった。


エイ・アンド・エム


エイ・アンド・エムは、AIR TIGHTの各製品を展示。事前に告知されていたとおり、プリアンプ「ATC-6」とフォノイコライザー「ATE-5」が国内大型イベントでは初お披露目となった。



また、真空管パワーアンプの新製品「ATM-2 Plus」も展示。他モデルと繋ぎ変えての比較試聴デモを体験できるようになっている。



リジェール


リジェールは、スフォルツァートの各製品を展示。ネットワークプレーヤー「DSP-Columba」やマスタークロック「PMC-Cetus」などのデモを行っている。



記者が取材に訪れたタイミングでは、QobuzやAmazon Music、そしてNASからのネットワーク再生の音質を聴き比べするデモを展開。興味深そうに聴き入る来場者の姿も見られた。


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