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公開日 2023/01/27 14:22
「ACROSS 3000」がベース

オヤイデ電気、スピーカーケーブル「ACROSS 3000 SGB/SGY」。プラグパーツとノイズ抑制テープでアップデート

編集部:松永達矢
オヤイデ電気は、空気層をダンパーとする絶縁構造を採用したスピーカーケーブル「ACROSS 3000 SGB」(バナナ)、「ACROSS 3000 SGY」(Yラグ)を本日1月27日に発売した。価格はいずれもオープン。製品ラインナップと市場想定売価(すべて税込)は下記の通り。

「ACROSS 3000 SGB」

・1.5m:34,100円前後
・2.0m:37,840円前後
・2.5m:41,580円前後
・3.0m:45,320円前後
・ケーブル延長+0.5m毎:3,740円

2015年に発売されたスピーカーケーブル「ACROSS 3000」をベースに、プラグパーツの刷新や非磁性ノイズ抑制テープの採用でアップデートを行ったモデル。

導体は不純物を100%除去した「102 SSC」、撚り線構造は3種類の異なる太さの素線を組み合わせた特許技術「3E撚り」、空気層をダンパーとする独自の絶縁構造「C.I.Sストラクチャー」をベースモデルから踏襲する。

新たに左右両端末合計8箇所に、スピーカー端子接続用プラグとして新開発した、純銀メッキ下地に厚肉24K金メッキを施した「SGBN」「SGSL」を採用する。

「ACROSS 3000 SGY」

バナナプラグは、WBT製スピーカー端子をスタンダードにサイズを設計。ベースとなる本体素材にはCNCマシニングで切削加工されたバネ性に優れたリン青銅を採用し、磨き職人の手により丁寧に一個一個バフ研磨されている。

Yラグは、ベースとなる素材は鉛や鉄分を含まないRoHS 対応の国産真鍮を採用。直径15mm の丸棒の状態から先端部を圧延加工し、専用金型により打ち抜き・曲げ加工されている。先端挿入部は幅広いスピーカー端子にフィットさせるため6mm/8mmの2段形状をとる。

ケーブルとプラグは、直径4mmのケーブル貫通部に対して、直径5mmの高剛性ステンレス製止めねじで2点を接合。本体とスクリュー部の隙間を排除して確実な接触と固定を実現する。耐久性と導体の酸化防止を兼ね、ガスバリアー性に優れた接着剤付き架橋ポリオレフィン製熱収縮チューブを用いることで、プラグとケーブルの周辺が完全密封されるとのこと。

さらに、静電誘導による付帯ノイズ対策として、非磁性のノイズ抑制テープ「NRF-005T」を新たに採用。従来モデルと比較して、音楽の躍動感と原音忠実性に優れるサウンドに仕上がったとしている。

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