トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2018/09/21 21:27
最上級ライン“リファレンス・シリーズ”

audio research、KT150/6H30Pi採用の真空管モノラルパワーアンプ「Reference 160M」

編集部:押野 由宇
ノアは、同社が取り扱うaudio researchの真空管モノラル・パワーアンプ「Reference 160M」を発売した。価格は2,300,000円(1台/税抜)。

「Reference 160M」

audio researchが最上級ラインと位置づける「リファレンス・シリーズ」にラインナップされる真空管モノラル・パワーアンプ。出力管KT150を4基、ドライバー管には6H30Piを2基搭載している。

KT150は、6550/KT88系列の最新多極管であり、プレートサイズを大型化することで70Wという従来の真空管よりも大きなプレート損失を実現。さらに卵型バルブにより放熱性能を強化するとともにマイクロフォニックノイズの低減が図られている。また6H30Piは低ノイズかつEp-Ip特性の直線性が良好な双三極管で、極めて低いノイズフロアの増幅回路により、低S/N と安定した電流伝送を実現するという。

これらの真空管は同社の工場にて選別され、厳密に特性を合わせたマッチド・ペアの管球が搭載されている。また標準装備されるKT150に加え、6550をはじめKT88、KT120 などの同

ガラスのフェイス・プレートから真空管を覗くことができる
タイプ真空管で動作させることができる。独自のオート・バイアス調整機能は、真空管交換時に出力管の特性を最大限確保するための正確なバイアスを維持しながら、経年劣化を免れない真空管のバイアス値を自動でモニタリング、最適な動作を得るための自動調整を行う。ユーザーは繊細な作業を行うこと無く、真空管を入れ替えるだけで最適なモニタリングが可能と説明されている。


製品保護カバーには、放熱ファンが内蔵されたパンチング処理のアルミカバーを採用。電源部には新設計の大容量・高出力トランスを採用することで、音声信号のピークレベル突入電流にも耐えることから、従来に比べ圧倒的な低域再生が可能となったとしている。

フロントパネルには2層構造のガラスのフェイス・プレートを新採用。出力レベルの表示だけでなく、ウルトラリニア/トライオード各動作時のパワーメーター表示が行える。またLEDにより灯されるフロントパネルは、消灯含め4段階の明るさ調整が可能だ。

定格出力は140Wで、周波数特性は0.5Hz〜110KHz(-3dB、1W)。入力感度は2.4VRMSで、S/Nは101dB、オーバーオール・NFBが14dBとなる。入力端子にはRCAとXLRを各1系統装備。スピーカー出力は4Ω/8Ω/16Ωの3系統。外形寸法は483W×260H×527Dmm(突起部含む)、質量は25.5kg。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新

WEB