公開日 2017/06/06 13:23

ファーウェイ、トリプルライカレンズ搭載SIMフリースマホ「HUAWEI P10/P10 Plus」を6月9日発売

「P10 Lite」と「HUAWEI WATCH 2」も
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ファーウェイジャパンは、世界で初めて3つのライカレンズを搭載したSIMフリースマートフォン「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」の日本市場投入を発表。ライカレンズ非搭載の「HUAWEI P10 Lite」、およびスポーツスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」との合計4製品を6月9日より発売する。


・HUAWEI P10 ¥OPEN(予想実売価格65,800円前後)(詳細記事
・HUAWEI P10 Plus ¥OPEN(予想実売価格72,800円前後)(詳細記事
・HUAWEI P10 Lite ¥OPEN(予想実売価格29,980円前後)(詳細記事
・HUAWEI WATCH 2 ¥OPEN(予想実売価格34,800円前後)(詳細記事

「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」は先ごろスペイン・バルセロナで開催されたMWC2017で発表されたモデル。今回、国内での発売日と価格が正式に明かされた形。メインカメラに「P9」から引き続きライカレンズをダブルで搭載することに加え、今回新たにフロントカメラにもライカレンズを搭載した。

HUAWEI P10

HUAWEI P10 Plusではさらに、ローライトに強い開口部F1.8のSUMMILUX-H、第2世代ライカダブルレンズPro版を搭載。ライカ社が透明度や収差、フレアなどの光学特性を評価し、個々のレンズを厳格にスクリーニングしているという。

メインカメラはダブルレンズ

HUAWEI P10 Plus

「HUAWEI P10 Lite」はメタルフレーム、5.2インチフルHDディスプレイ、CPUもP9 LiteよりパワーアップしたオクタコアチップセットKirin658を採用。バッテリーは3,000mAhで急速充電に対応している。

HUAWEI P10 Lite

「HUAWEI WATCH 2」はステンレスの6倍の強度を持つセラミックベゼルを採用。1.2インチのディスプレイは複数のフェイスデザインでカスタマイズできる。また、約57gと軽量なボディも実現し、運動中の快適さとフィット感を考慮して設計したとのことで、「スポーツスマートウォッチと呼ぶに相応しいモデルだ」としている。

HUAWEI WATCH 2

■ライカレンズの写真表現力を発表会でアピール

前述したように「HUAWEI P10」と「HUAWEI P10 Plus」ではライカレンズをフロントカメラにまで採用している点が大きな特徴で、P10 PlusではさらにSUMMILUX(ズミルックス)レンズを搭載。ファーウェイ・ジャパン コリア リージョン デバイス・プレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏は、「カメラ用のズミルックスレンズでは100万円以上するものもある」と、ズミルックスレンズをスマホに搭載できたことをアピールする。

ファーウェイ 呉波(ゴ・ハ)氏

ゲストとして登壇したライカカメラジャパン リテール統括部 部長の岩佐浩氏は、「ライカを代表するズミルックスレンズを搭載していただくということで、完成を大変楽しみにしていた」とあいさつ。

ライカカメラジャパン 岩佐氏

「特に近年はインスタグラムの流行などによって、より良い写真を撮りたいというニーズが高まっており、ライカユーザーの裾野も広がっている」とし、「今回のコラボで、ライカレンズの素晴らしさを、さらに新しい皆さんにも知ってもらえるきっかけになれば嬉しい」と続けた。

また、普段からライカのカメラを愛用しているというフォトグラファーの舞山秀一氏は、今回の新モデルで撮影した写真の数々を披露。補正作業などを一切していない“撮って出し”の状態でも「スマホのカメラなのに凄くシャープだし、肌のディティールもよく出ている」などと評価し、「周りのスタッフからも『本当にスマホで撮ったの?』と言われるほどだった」と語る。

フォトグラファーの舞山秀一氏

各種設定をすべて自動で決定するポートレートモードでの撮影結果を披露

そして、ボケ味の表現など、ズミックスレンズをきちんと名乗れるレベルに仕上がっていると評価。「テレビモニターくらいのサイズでの表示だと、本当にスマホで撮影したとは思えない。インターネット上で公開される作品が一気に変わるのではないか。そうした投稿が楽しみ」とコメント。「インスタグラムの『いいね』もいっぱい増えるのでは」と述べた。

そのほか、ファーウェイの呉氏はSIMフリースマホ市場が世界的に急成長しており、同社もその流れに乗ってシェアを伸ばしていることを紹介。9.8%のシェアで世界第3位の地位につけるまでになっていること、国内ではSIMフリースマホ市場のシェアナンバーワンになっており、スマホ全体での4位の地位を獲得していることなどを紹介した。

2017年1月〜5月の販売台数は前年同期比88%増と大幅に伸長

シェアを伸ばすだけでなく顧客満足度も高いことをアピール



片瀬那奈さん

藤本美貴さん
さらに、発表会にはタレントの片瀬那奈さんと藤本美貴さんも参加し、間もなく父の日を控えていることを受けての手紙を朗読。

片瀬さんは「HUAWEI P10をプレゼントするので、今度また家族で旅行して思い出を写真に残しましょう」と自身の父親へ、藤本さんは夫であるお笑い芸人の庄司智春さんに向けて「HUAWEI WATCH 2で楽しくトレーニングして、テレビでまた『ミキティー!』と叫んでください」と、それぞれメッセージを贈った。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX