ガジェット 公開日 2026/03/04 12:47

Jabra、ブームマイクのないヘッドセット「Evolve3」。ノイズ除去強化で“AI音声入力”をより正確に

オーバーイヤーとオンイヤーの2種類
Gadget Gate
編集部:平山洸太
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GNオーディオジャパンは、AI搭載のビジネス向けワイヤレスヘッドセット「Evolve3 シリーズ」を3月1日に発売した。2種類がラインナップされ、価格はオープンだが、オーバーイヤー型「Jabra Evolve3 85」は税込71,280円前後、オンイヤー型「Jabra Evolve3 75」が税込60,280円前後の実売が予想される。

口元に伸びるブームマイクがなくても、雑音下で声を明瞭に届けるクリアな通話品質を実現するというヘッドセット。AI技術(DNN)と独自アルゴリズムを組み合わせた「Jabra ClearVoice」を搭載し、ユーザーの声と周囲のノイズを高精度に認識、背景ノイズを遮断できるとする。

今回のモデルでは、新たに6000万以上の実環境の音声データを活用したAIディープラーニング技術を活用し、旧モデルを上回る性能を実現。ブームマイク非搭載のデザインでありながら、検証済みのテスト環境全体で96%以上(オープンオフィス環境では99%)の音声を正確に捉えるとしている。開発にあたり、グループ会社の補聴器技術も活用したそうだ。

本製品について、「仕事でもプライベートでもこれ1台で完結できる、高性能のヘッドセット」だと、同社代表取締役社長の安藤靖氏は説明。快適なデザイン、どこでもつけられるデザイン性、信頼性を担保した製品として、仕事でもプライベートでも妥協を許さない製品を選ぶ、Z世代からエグゼクティブまでのビジネスユーザーをターゲットにしているという。

Jabraでは、2014年にオフィスユーザーに向け、雑音のある環境でも声を届けることを目指した初代の「Evolve シリーズ」を投入。2020年にはハイブリッドワーク時代に向けて「Jabra Evolve2 シリーズ」に進化させた。今回の3代目は「AIに向けたコネクタビリティを作ったヘッドセット」とし、「新たなニーズがAIに繋がり音声入力ができるヘッドセット」だと安藤氏は説明する。今年後半にはミドルレンジにもラインナップ拡充する予定とのこと。

日常使いしやすいよう、前モデルからイヤーカップは50mmから37mmに35%スリム化。質量も285gから220gへと23%軽量化させている。同社ゲーミングブランドSteelSeriesの技術を活用して装着感向上を図っており、通気性のある布製クッション、耐久性のある金属製ヒンジを採用。ハードキャリーケースも65mmから41mmに小型化させた。

対面しているような自然な通話再生を目指したという、独自の空間サウンドにも対応する。サイドトーン機能も搭載。また、両製品ともアダプティブANCを備えており、周囲の環境やヘッドセットの装着状態をリアルタイムに検知して自動調整できる。Jabra Plusモバイルアプリ(2026年後半提供)から、イコライザー調整や風雑音低減などをすることが可能だ。

UCプラットフォームの認証を取得しており、事前にペアリングされた同梱アダプターを利用することで、安全なBluetooth Low Energyによる接続を実現。Bluetoothで直接デバイスとの接続も可能で、LC3コーデックもサポートする。Auracastにも対応。ITチームがデバイスをリモートで管理するためのJabra Plus Managementデスクトップアプリも2026年後半に提供予定となる。

ほか、マイクミュートボタンを長押しすることで、ワンタッチでスマートフォンの標準アシスタントを起動することができる。声をクリアに捉えられることで、正確なAI音声プロンプトを入力できるとのこと。一般的なイヤホンでは音声指示の約66%しか捉えないのに対して、本製品は上述の通り90%以上を捉えられるとしている。

オーバーイヤー型のJabra Evolve3 85は、最大25時間の通話と最大120時間のコンテンツ再生(ANC/ビジーライトオフ時)に対応する。また、オンイヤー型のJabra Evolve3 75は、最大22時間の通話と最大110時間のコンテンツ再生(ANC/ビジーライトオフ時)。どちらのモデルとも、1分の充電で最大1時間使用可能な急速充電、ワイヤレス充電をサポートしている。電池交換も可能。

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