公開日 2026/05/14 13:13

パナソニック、輝度/発色をより高めた“新世代プライマリーRGBタンデム”4K有機ELビエラ「Z95Cシリーズ」

放送とネット動画が融合したFireOSを引き続き搭載
編集部:成藤正宣
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パナソニックは、同社4K有機ELテレビ “ビエラ” の最上位モデルとして、「新世代プライマリーRGBタンデム」を採用した “Z95Cシリーズ” 2モデルを6月下旬に発売する。価格はオープン。直販サイトPanasonic Store Plusでの取り扱い価格は以下のとおり。

・65V型「TV-65Z95C」:594,000円(税込)
・55V型「TV-55Z95C」:445,000円(税込)

65Z95C
「TV-65Z95C」

2025年発売の“Z95Bシリーズ” の後継モデルとして、同社が長年にわたり培ってきた有機EL技術を基盤に、画質/音質両面でさらなる進化を遂げたと謳う4K有機ELテレビのフラグシップ。

有機ELパネルとして「新世代プライマリーRGBタンデム」を搭載。同社が過去採用していたマイクロレンズ有機ELパネルと比較して、発光層が3層から4層に増えるとともに、最新の青色蛍光体によって光の波長を最適化。より優れたコントラスト/広色域を再現可能だとする。

さらに “新世代” を冠する本モデルのプライマリーRGBタンデムパネルでは、新しい発光素子の採用によって発光効率を向上。開口構造の改良も行った結果、より明るく、色鮮やかな映像を実現したのだという。

さらに高画質を追求した「新世代プライマリーRGBタンデム」有機ELパネルを搭載

パネルの性能を最大限引き出すため、空冷技術「サーマルフロー」を採用。レーシングカーの設計でも用いられる、空気の流れをコントロールする技術「エアロダイナミクス」を応用した放熱設計となる。

流体シミュレーションに基づき、本体下部から上部に向けてスムーズな空気の流れを作り出すよう内部構造を整理。特にウーファーを上部に寄せてパネル中央付近の空間を確保し、熱源付近の空気がスムーズに流れるようにすることで、内部への熱の滞留を抑制している。

パネル表面には、新開発の「低反射ブラックフィルターPro」を装備。前世代モデル “Z95Bシリーズ” よりも周囲の光の反射の影響を抑え、黒の締まりを向上させたといい、有機ELならではの黒再現性と暗部階調表現をさらに強化。明るい視聴環境においてもコントラスト感の高い映像表現が可能だとしている。

映像エンジンとしては前モデルから引き続き、AIを活用した「HCX PRO AI Processor MKII」を搭載。高精細技術「4Kファインリマスターエンジン」や広色域技術「ヘキサクロマドライブ プラス」などの同社独自の高画質化技術を基に、コンテンツのシーンに応じてAIが画質を最適化する「オートAI画質」を搭載する。

一方、映像コンテンツ製作者が意図した通りの画質を再現するための映像モードも搭載。映画向けの「FILMMAKER MODE」、Netflix配信作品向けの「Netflixアダプティブ画質モード」、Prime Video向けの「Prime Videoキャリブレーションモード」を用意する。なお、Prime Videoキャリブレーションモードについてはソフトウェア・アップデートでの対応となる。

内蔵スピーカーは、ラインアレイスピーカー 1組/イネーブルドスピーカー 2基/ワイドスピーカー2基/ウーファー1基を組み合わせた「360立体音響サウンドシステム+」を搭載。テクニクスブランド監修のもと、各スピーカーユニットの配置の最適化やウーファー出力の向上などを図り、明瞭で包みこまれるようなサウンドを目指している。

「360立体音響サウンドシステム+」

スピーカー最大出力は、65V型モデルが170W、55V型モデルが160W。立体音響のドルビーアトモス再生や部屋の音響を測定して音質調整を行う「Space Tune Auto」機能にも対応する。

OSは前モデルから引き続き、Amazonとの協力で開発したFire OSを搭載。放送番組と動画配信サービスが融合したホーム画面から、観たい番組へスムーズにアクセス可能。Amazon Alexaにも対応し、リモコン経由のハンズフリー操作やスマートホーム機器の管理が行えるほか、iOS/Android端末の画面ミラーリング、カメラを接続してのビデオ通話などさまざまな機能が利用できる。

チューナーは地上波/BS/110度CSを3基ずつ、BS4K/110度CS4Kを2基内蔵。HDMI端子は4基搭載し、すべてHDCP2.2をサポート。うち1系統がeARC/ARCに対応する。

4K 144Hz入力や、映像のカクつき/チラつきを抑制するVRR/AMD FreeSync Premium/NVIDIA G-SYNC Compatible、入力遅延を低減するALLMなどの技術もカバー。フレームレート表示や暗部の視認性調整、ゲーム向け音声モードといったゲーム向け機能の充実もアピール。ゲーム関連設定を集約したUI「ゲームコントロールボード」も備えている。

ほか、スタンドには吸盤を用いた「転倒防止スタンド」を採用。地震の揺れや小さな子どもがいる家庭での安全性を高めている。スタンドはスイーベル(首振り)での角度調整にも対応する。

スイッチ操作で接地面に吸着し、転倒を防ぐ「転倒防止スタンド」

 

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