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AZLA、サージカルステンレス・コアを一体成型したイヤーピース「SednaEarfit mithryl」
アユートは、同社取り扱いブランドAZLAから、一体成型ハイブリッドイヤーピース「SednaEarfit mithryl」を11月8日(土)より発売する。
価格は、 3サイズ各1ペアずつのセットが4,400円で、2サイズ各1ペアずつ、または同じサイズを2ペアのセットが3,300円(いずれも税込)。ラインナップは下記のとおり。
- MS/M/MLサイズ 各1ペア
- M/ML サイズ 各1ペア
- MS/M サイズ 各1ペア
- MLサイズ 2ペア
- Mサイズ 2ペア
- MSサイズ 2ペア
SednaEarfit mithrylは、米国製プレミアムLSR(リキッドシリコンラバー)素材とサージカルステンレスを使用した音導コアの一体成型ハイブリッドイヤーピース。こだわりの素材と設計により、音響効果/ユーザビリティを追求している。
音導コアに採用するサージカルステンレスは、外科医療でも用いられるアレルギーを引き起こしにくい金属素材。このステンレス製音導管の反響を利用することで、装着したイヤホンのサウンドに豊かな響きとワイドな空間表現を付加するという。
シリコン素材には、米国FDAの安全基準をパスした米国製プレミアムLSRを採用。高い耐熱性や酸化抵抗性、耐久性を持つだけでなく、適度な摩擦抵抗と固定力による落下防止、低刺激性によるかゆみの防止といった優れた特性を備えるとアピールする。さらに、耳に触れる部分に向かうほど厚みが薄くなる独自のテーパード型構造設計により、圧迫感を抑えつつ高い遮音性を追求した。
製造においては独自の金型を用意し、高い品質と堅牢性を両立できるブランド独自の2重構造設計を採用。傘部にはサイズを表記し、各サイズを区別しやすいよう配慮した。
軸部は厚みの最適化を図り、また傘部よりも長くすることでイヤホンノズルへの固定力を向上。さらに、金属コアの接触によるイヤホンノズルの傷付きを防ぐため、独自の内部シリコンリング仕上げを採用している。
「SednaEarfit mithryl」を編集部で試す
SednaEarfit mithrylをイヤホンに取り付けて試してみると、音質面についてはとても分かりやすい変化がある。中 - 高域がきらびやかになり、ヌケ感が良くなり、音楽がより軽やかで華やかな印象を放つのだ。
“いま使っているイヤホンを気に入ってはいるけれど、音場があと少しだけ広ければ、埋もれ気味の高域がちょっぴり派手になってくれれば、完璧なんだけどな……”などと考えていた方にはピッタリのイヤーピースになるかもしれない。
ほかにも、余分な残響を抑えて分析的なリスニングに徹するモニター系イヤホンと組み合わせると、賑やかな音色へのちょっとした “イメチェン” を楽しめそうだ。
装着感、密閉性についても十分。まさに吸い付くように耳道に密着するLSR素材を採用していながら、従来の “SednaEarfitシリーズ” と同じく、傘の先端に行くほど薄くなるテーパード構造となっているので、装着時には耳の奥まったところまで比較的スムーズに入ってくれる。
それに加え、金属コアのおかげで大口径の軸穴が一層変形しにくくなったためか、装着後の安定性も高いと感じられた。普段使っているよりひと回り大きなサイズを選び、耳の浅めの位置でフィットさせるような着け方をしても、安定性は変わらない。音は好みだけど耳への収まりがどうしても悪い、というイヤホンがあれば、ぜひ組み合わせて再チャレンジしてみたくなるイヤーピースだ。































