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QoA、藍井エイルとのコラボイヤホン「Misty Blue」。2DD+2BAのハイブリッドドライバー機

サウンドアースは、同社取り扱いブランドQoA(Queen of Audio)より、歌手の藍井エイルとコラボレーションした特別仕様のイヤホン「Misty Blue」を8月11日より順次発売する。価格は33,816円(税込)。エイル(816)にちなんだ値付けになっているという。
なお、商品の物流や供給状況に加え、日本国内の夏季休業期間など複数の要因により、発売日当日の国内在庫数が変動する可能性があるとサウンドアースは説明。発売当日は店頭展示がない店舗が出るなどといった可能性もあるとのこと。
QoA Misty Blueは、ダイナミックドライバー2基とバランスドアーマチュアドライバー2基を搭載し、特別デザインを施した4ウェイ・4ドライバーのハイブリッドIEM(インイヤーモニター)。QoAのブランドアンバサダーに藍井エイルが就任することが発表された際に、開発中であることが予告されていたモデルが正式発表された格好だ。

6μmのPET素材を用いた振動板の10mmダイナミックドライバーを低域用に、チタン・コーティングを施したカスタム8mm PETダイナミックドライバーをミドルレンジ用に搭載。そして、カスタム仕様のBAドライバーをアッパーミッド用に、Knowles製のBAドライバーを超高域用に採用している。
低域用の6μm PETダイナミックドライバーは、特殊なボイスコイルが歪みを低減し、サスペンション設計により、電子音楽の急なサウンド落下時にもスムーズで詳細な低音を維持すると説明する。
ミッドレンジ用のダイナミックドライバーはチタンコーティングによって強度と柔軟性のバランスを両立させ、クリアなミッドレンジ・サウンドを提供するとアピール。アッパーミッド用にチューニングしたカスタム仕様のBAドライバーは、素早いレスポンスによってシンバルのきらめきやバイオリンの倍音を正確に捉えるという。
超高音域用のKnowlesドライバーはメタルダイアフラムを採用しており、こちらもQoAがチューニングし、シビランスやハーシュネスを抑えるよう配慮している。
本体の外観は、藍色の砂をシェルに封じ込めた特別なデザインに。ひとつずつ専任のペインターによる手描きハンドペイントFPを採用している。流れる砂は時間を、深い青は大空を象徴しているとのことで、「光に凍りついた星屑のように、変化する世界の中で美が不変である音楽の世界へとリスナーを誘う」。
ケーブルの線材には銀メッキOFFを使用し、リケーブルにも対応。イヤホン本体とケーブルの接続端子には0.78mm 2ピンを採用している。音楽プレーヤー側との接続端子も交換可能な方式のもので、3.5mmと4.4mmを切り替えられる。ケーブル長は1.2m。
再生周波数帯域は20Hz-20kHzで、インピーダンスは30オーム、感度が105dB±2db。シリコン製のイヤーチップ 9セットや、Type-C - 3.5mmのプラグ変換アダプター、レザー収納ケースなどが付属する。

なお、公式サイトでは藍井エイルのインタビューも公開中。「このイヤホンを手に取った人が、昨日より少し音楽を好きになってくれたら。それが、私のいちばんの願いです」とコメントが寄せられている。






























