公開日 2023/05/23 14:36

ダイソン、音も空気も綺麗にするヘッドホン「Dyson Zone」。税込12.1万円から

初のオーディオ・ウェアラブル製品
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ダイソンは、空気清浄機能付きノイズキャンセリングヘッドホン「Dyson Zone」の国内販売を本日5月23日より開始。販売は直営店のDyson DemoやDyson.co.jp、一部家電量販店の店舗、ECサイトにて順次行われる。

Dyson Zone

ダイソン初のオーディオ・ウェアラブル製品で、本年1月より中国、アメリカをはじめとした世界中で発売していたが、ついに日本上陸を果たしたかたちだ。

カラーはウルトラブルー/プルシアンブルーと直販限定のプルシアンブルー/ブライトコッパーの2色を用意。価格はともにオープンだが、直販サイトではウルトラブルー/プルシアンブルーが税込121,000円、プルシアンブルー/ブライトコッパーが137,500円で販売されている。

外でもダイソンの空気清浄機能を提供。ノイズもキャンセルする初のウェアラブル製品

同社によれば、現在、世界人口の半分以上が都市部に居住。2050年には7割に達すると予想されているが、都市部の人口の増加に伴い交通、建設、輸送などのインフラも発展し、大気汚染や騒音などの問題も起こっている。

また、ダイソンが支援する世界中の学生の手を借りて、大気センサーを積んだバックパックを背負った状態で街中を歩き回ってもらい大気汚染のデータを集計したところ、綺麗な空気を屋外でも提供する必要があることに気づいたため、「騒音」「大気汚染」という2つの課題を解決するべく、Dyson Zoneを開発するに至ったという。

同社チーフエンジニアで、創業者ジェームズ・ダイソン氏の息子であるジェイク・ダイソン氏は「ダイソンはデジタルモーターなど、掃除機で培った技術から多角化を図ってきた。ウェアラブル製品も拡大していきたいため、今後数年に渡って研究を行なっていきたい」と語る。

ジェイク・ダイソン氏

ドライバーはカスタムビルドの40mm径、16Ωネオジムドライバーを搭載。初のオーディオ製品ながら数十年に渡る音響学の研究とオーディオに関する専門知識を駆使し、ピュアで没入感があるリスニング体験を実現したとアピールする。再生周波数帯域は6Hz - 21kHz。

ノイズキャンセリングは8個のマイクを使って周囲の音を1秒間に384,000回モニタリングし、20Hz - 20kHzの範囲で最大38dBまで低減。歪みを最小限にする設計もあわせ、ノイズキャンセリング時には全体域にわたって高周波の歪みを聴き取れないレベル(0.08%@94dB@1kHz)まで中和するという。さらに2つのマイクによるビームフォーミング技術とノイズ抑制技術によって、クリアな音声通話や録音が可能としている。

サウンドは科学的な指標と幅広いユーザーのテストから、オーディオの全領域で最も明瞭で繊細な音質を実現するという仕様を選択。独自のEQ設定で周波数カーブを最適化し、全帯域でクリアでピュアな音声を実現したとのこと。

イヤーカップ内には最大9,750rpmの回転で空気を取り込むコンプレッサーと、二重構造フィルターを搭載。1層目の静電フィルターで0.1ミクロンの微粒子を99%捕獲、2層目のカリウムを含むカーボンフィルターでNO2など都市汚染の原因となる酸性ガスを浄化したのち、非接触型シールドから清浄な空気が送り込まれる構造だ。

イヤーカップ内の構造イメージ

本体に設けられた通気口に非接触型シールドを装着するかたち。各種操作ボタンも搭載する

非接触型シールドはマグネット式の着脱タイプで、装着後は口元からずらすことで会話モードに切り替え可能。空気清浄モードは低/中/高、そして装着者のコンディションに合わせて自動調整するAUTOの4モードを備える。AUTOモードの目安としては、静止時であれば「低」、ウォーキング時であれば「高」になるそうだ。

ノイズキャンセリングや空気清浄をはじめ、各種設定はダイソンのスマホ向けアプリ「MyDyson」から調整が可能。さらに同アプリでは本体に搭載されたセンサーがモニターしたNO2濃度や騒音レベルをリアルタイムでチェックすることもできる。

プルシアンブルー/ブライトコッパー

ウルトラブルー/プルシアンブルー

連続駆動時間は音楽再生のみで最大50時間、空気清浄モードで低/4時間、中/2.5時間、高/1.5時間。充電時間は約3時間。本体質量はヘッドホン単体で595g、シールド着用時で670gとなる。

パッケージにはケース類やUSB-Cケーブルなどを同梱。2カラーとも製品性能は同じだが、直販限定のプルシアンブルー/ブライトコッパーには持ち運び用にもなるハードケースや飛行機内用のヘッドホンアダプター、交換用フィルターも同梱される。

アプリから各種設定が可能。大気の状態なども確認することができる

なお、ダイソンは日本法人設立25周年を記念したポップアップイベント「Dyson Launch Pad(ダイソンローンチパッド)-ダイソンの出発点」を、5月24日から28日にかけて東京・渋谷の原宿Jingにて開催。本イベントではDyson Zoneの体験・購入が可能だ。

5月23日開催のローンチイベントにて。右はダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 知ってた? テレビのアンテナ線、実はいまだにアナログ信号。その深いワケ
2 女子プロゴルフ「Sky RKBレディスクラシック」5/15から3日間の放送・配信予定
3 ネットワークオーディオ、最初の1台。Sonos/BLUESOUND/WiM、6万円前後のエントリープレーヤー徹底対決!
4 “ローレゾ"だって楽しい!クロームも対応、WE ARE REWINDのカセットデッキが熱い!
5 パナソニック、輝度/発色をより高めた”新世代プライマリーRGBタンデム”4K有機ELビエラ「Z95Cシリーズ」
6 TCL、 独自高画質化技術「SQD-Mini LED」搭載の4Kテレビ「X11L」「C8L」「C7L」
7 サッカーW杯、日本代表の地上波中継は初戦と3戦目がNHK/2戦目は日テレ。ネット配や4K放送も
8 silent Angel、クロック周りを刷新したオーディオサーバー「Z1C mk2」
9 パナソニック、新パネル/制技術で画質を高めた最上位Mini LED 4K液晶ビエラ「W97Cシリーズ」
10 LG、USB PD 65W給電対応の27型4K液晶ディスプレイ「27U730B-B」
5/15 10:38 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー200号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.200
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix