公開日 2015/10/15 13:00

ヤマハ、“世界初”アトモス&DTS:X対応の最上位サウンドバー「YSP-5600」

実売17万5千円前後
編集部:杉浦 みな子
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ヤマハは、同社製サウンドバー“YSPシリーズ”の新モデルとして、サウンドバーとしては世界初というドルビーアトモス/DTS:Xに対応する「YSP-5600」を11月下旬に発売する。価格はオープンだが、175,000円前後での実売が予想される。

YSP-5600

2009年に発売された「YSP-5100」の後継機で、ヤマハの高品位サウンドバー“YSPシリーズ”の新しいフラグシップモデルに位置づけられる。上述の通り、最新のシネマ用オブジェクトフォーマットであるドルビーアトモスとDTS:Xに、サウンドバーとして世界で初めて対応する。

アンプ部の定格出力は合計27.2W。音をビーム化して壁に反射させることで高品位なバーチャルサラウンドを創出する構造は従来のYSPシリーズと同じだが、本機では新開発のアレイスピーカーを搭載する点が特徴となる。内部のユニットは、11cmのコーン型ウーファー×2、40mmのコーン型水平アレイスピーカー×32、28mmのコーン型垂直アレイスピーカー×12で構成される。

新開発のアレイスピーカーは中央に32基・左右に6基ずつ(計12基)で、合計44基を内蔵。特に左右に6基ずつのアレイスピーカーは垂直に配置させており、上向きにビームを発して天井の反射を利用することで、ハイト方向の2ch音声を創出する仕組みとしている。これによって、ドルビーアトモス/DTS:Xのオブジェクトオーディオに対応するリアルな3Dサラウンドの実現を図っている。

入力端子はHDMI×4/光デジタル×2/同軸デジタル×1/RCA×1を装備。出力端子はHDMIを1系統備えており、4K/60p(4:2:0)、HDCP2.2規格に対応している。なお、サブウーファー用のプリアウトも1系統備えており、対応の外部サブウーファーであればワイヤレス接続することもできる。

ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」は3Dモードに対応しており、音場プログラムは10種類を搭載。「SFX」「Adventure」「Spectacle」「Music Video」「Concert」「Sports」「Variety」「Drama」「Game」などのサラウンドモードを備えている。

音楽再生機能としては、本体にWi-Fiを内蔵しており、IEEE802.11b.g.nの無線LAN規格に準拠。ネットワーク再生機能を搭載し、ヤマハの対応機器同士でマルチルーム再生が行える新機能「MusicCast」に対応しており、コントロールアプリ「HOME THEATER CONTROLLER」からの操作が可能。AirPlay再生にも対応するほか、Radiko.jpの聴取なども行える。

また、Bluetooth再生機能にも対応。Bluetooth規格はver2.1+EDRに準拠しており、対応プロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはSBC/AACをサポートする。

本体サイズは1100W×212H×93Dmmで、奥行きをすっきりとさせることで設置性も高めている。質量は11.7kg。

【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)

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製品スペックを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YSP-5600
  • 発売日2015年11月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格175,000円前後)
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