公開日 2008/09/30 18:45

<CEATEC2008:ドルビージャパン>最新のドルビーHDR技術を披露 − Dolby Theaterでデモも実施

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ドルビージャパンのブースには、一般的な展示コーナーのほか、デモを体験できる「Dolby Theater」やブースの横に併設された視聴室「Dolby Room」が設けられている。


ドルビージャパンのブース

ドルビー音声フォーマットを収録するBDソフトの一覧
「Dolby Theater」では1時間に4回ほど約10分間のプレゼンテーションが行われ、NECのプロジェクター「NC800C」で投射された映像とともにドルビーTrueHD、ドルビーボリュームのデモを体験することができる。

「Dolby Theater」の上演が終わると隣の「Dolby Room」へ誘導される。Dolby Roomでは昨年のCEATECで初登場した、同社独自のLEDバックライトのエリア駆動技術「ドルビーHDR(High-Dynamic-Range)」を搭載した試作機が展示されている。


ドルビーHDR画像技術

LEDバックライトをブロック分割し、表示画像の輝度分布に応じて各ブロックの輝度を制御する局所輝度制御を採用した独自技術により、高コントラストを達成している。またLEDバックライトと液晶パネルの両方を制御する同社独自の制御アルゴリズム、デュアルモジュレーションの採用も高コントラストに貢献しているという。

今回登場した試作機は、イタリアの映像機器メーカー・SIM2社と共同開発を行ったもので、昨年披露されたドルビー独自開発のデモ機と比べ画質をさらに向上させたという。また昨年のディスプレイは37インチだったが本デモ機は46インチとサイズアップを図っている。


ドルビーTrueHDの視聴室。リラックスして視聴できる空間となっている
「Dolby Room」ではドルビーTrueHDのデモスペースも設けられている。使用機材はスピーカーシステムがヤマハのNS-310シリーズ、AVアンプはヤマハのDSP-AX763、BDレコーダーは三菱電機のDVR-BZ200、パナソニックのDMR-BW730。

展示スペースではドルビーの様々な音声フォーマットを紹介している。ドルビーボリュームは聴覚心理学モデルを応用しソース音声のラウドネスを測定、解析することで、番組間、入力ソース間で生じる音量レベルの差を自動調節する技術。今年東芝の液晶テレビ“REGZA"ZH500/ZV500シリーズに始めて採用され話題を集めた。先日発表されたばかりの“REGZA"最新モデルでは上位機種ZH7000/Z7000/FH7000シリーズに搭載され、CEATEC会場には「52ZH7000」が展示されていた。

ドルビーモバイルは音の広がり間を高める処理や低域の自然な拡張、音量レベルの自動調整、モノラルからステレオへの変換機能などが盛り込まれた技術で、SH706i/SH906iシリーズなどシャープ製の携帯電話で採用されている。ヘッドホンを装着するだけで携帯電話やデジタル・オーディオ・プレーヤーなどでサラウンドを体験できるというもの。数台の携帯電話が設置され視聴できるようになっている。


ドルビーモバイル対応の携帯電話も展示

ドルビーボリューム対応のREGZA「52ZH7000」
PCでサラウンド再生が可能なドルビーPCエンタテイメントエクスペリエンスは、ソニーの“VAIO"「Type A」、東芝の“Qosmio"「GX/79G」、日本エイサー“Aspire"「8930G」など最新の対応PCがラインナップ。

ソニー“ハンディカム"「HDR-TG1」やパナソニック「HDR-SR11」などのビデオカメラも並ぶ。これらの機器はドルビーデジタル5.1クリエイター対応機種で、コンシューマー製品ながら音声を5.1chサラウンドで記録することができる。

そのほかドルビープロロジックIIやドルビーオートモーティブエンタテイメントプログラムなどが紹介されていた。

ドルビーデジタル5.1クリエイター対応のビデオカメラ

ドルビーPCエンタテイメントエクスペリエンス

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ティアック、カセットデッキ/CDプレーヤーのロングセラー「AD-850-SE」に新色ブラック
2 ビクター“nearphones”「HA-NP80T」レビュー。散歩でも家事でも!“ながら聴き”生活の理想的なパートナー
3 【moraアニソンランキング】待望の公開、『まどマギ』新作映画主題歌のFictionJunction「彼方」が1位に登場!
4 YBA、SACDトランスポート「YT302」&DAC「YD302」。ローム製DACを初搭載
5 『マンダロリアン・アンド・グローグー』ディズニープラスで配信開始
6 三菱自動車、新型クロスカントリーSUV「パジェロ」世界初披露。カーオーディオはヤマハと共同開発
7 Sonos、アダプティブEQ搭載ノイキャンヘッドホン「Ace Ultra」。サウンドバーなどとの連携機能も
8 Burmester、旗艦モノ・パワーアンプの技術を継承した新世代機「259」。ステレオ/モノの2仕様を選択可能
9 計算された“撚り”がもたらすハイスピードな音楽表現。ティグロンの切り売りケーブル「SP-ZERO」の可能性
10 TAD、デジタル入力に対応したプリメインアンプ「TAD-A1000D」。独自のクロック/DAC回路も投入
9/3 11:05 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix