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公開日 2007/12/12 14:44

スパイダーTV モニターレポート[1] − 三菱HC5000で自然な色合いを実現

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SpyderTV
10月に行いました、モニターキャリブレーションツール「SpyderTV」のモニター募集では非常に多くのご応募をいただき、誠にありがとうございました。見事ご当選を果たした3名様より、SpyderTVの使用レポートが到着しましたので、本日より順次ご紹介していきます。

本日ご紹介する塚本さんは、三菱の液晶プロジェクター「LVP-HC5000」の調整をレポートして下さいました。


スパイダーTVモニターレポート[1]
 新潟県 塚本利幸さん

今年8月に自宅を新築したのを期に、念願のプロジェクターを導入しました。設置はリビングルームに天吊りし、液晶テレビ(Sony KDL-46X1000)とプロジェクター(MITSUBISHI LVP-HC5000)、(KIKUCHI SE-HDWA)の2ウェイシアターです。私は主にアクションやSFなどの映画を見ることが多いのですが、家族はアニメやディズニー等の映画を見て楽しんでいます。

プロジェクター導入にあたり、配置や位置決め等は専門業者にお手伝いいただきましたが、設定、調整は当方で行いました。調整なんて簡単にできるだろうと思っていたのです。各機器の接続も終わり、初めてプロジェクターの映像を見たときは画面の大きさと音の迫力に驚きました。映画館の雰囲気が家で味わえるのですから。


LVP-HC5000

2ウェイシアターを楽しんでいるリビング
しかし、徐々に大きさにも慣れてきたら、液晶テレビに比べて色が不自然に感じるようになりました。それぞれ単独で見ると気づきませんでしたが、液晶テレビとプロジェクターの映像を同時に見ると、映像の色が微妙に異なっていたのです。映像を調整したのですが思い通りにはなかなかうまくいきませんでした。やはり、専門業者に相談するべきか悩んでいました。

そんな時にスパイダーTVのことを知りました。これなら自分でもできそうだと思い購入しようかと考えていましたが、Phile-webでモニター募集があると知り、早速応募しました。そして当選するなんて、これは何か運命を感じましたね。

スパイダーTVが到着後、夜中に早速使ってみました。リビングシアターなので真っ暗にするには夜を待たなければならないからです。

使用感ですが、準備、測定、設定など、指示された通りに行えばとても簡単でした。まず、ソフトウェアをパソコンにインストールします。そして明るさ、コントラスト、カラー(色の濃さ)、ティント(色相)の最小値、現在値、最大値、色温度をパソコンに入力します。次にセンサーを三脚に固定してスクリーン中央に設置し、センサーから出ているUSBケーブルをパソコンに繋ぎます。


スクリーンの前にSpydeTVをセットして測定開始

PC画面上には、測定した値や設定値の支持などが表示される
部屋を出来る限り暗くし、プロジェクターを20分以上ウォームアップしたら同梱のDVD(テストパターン等が入っています)を映します。これでキャリブレーションの準備は完了です。DVDプレーヤーを操作して指示されたテストパターンを表示させます。そして、パソコンの指示通りにクリックするとシャッター音がしてセンサーが測定を開始します。その結果を受けて次は設定値をいくつにしろと指示があります。そのような動作を何度か繰り返して最適な設定値が決められます。決められた設定値はグラフで表示されますので、その値の意味が良く分かります。テストパターンはチャプターを打ってあるので選ぶのは簡単ですし、画面の右上に大きく数字が表示されますので間違いにくいと思います。

初期コントラスト、色温度プリセット、コントラスト、明るさ、カラー、ティントで最適な値を決定し、キャリブレーション後の測定を行い、サマリーをPDFファイルで出力すれば終了です。初めて行ったときは約30分位だったと思います。操作自体は非常に簡単でした。

 <最適化前後の設定値(ガンマモードはシネマ)>
  コントラスト 10 → -3
  ブライト   -6 → -18
  色温度    低 → 低
  色の濃さ   2 → 0
  色あい    -5 → 1


調整前の映像

調整後の映像。より自然な肌の色が再現できている
これででてきた映像には驚きました。落ち着いた色というのでしょうか、派手さはないのですがキッチリとその物の色が出ていて自然な感じがします。そして何よりも目が疲れない。液晶テレビとプロジェクターを同時に見比べましたが、色の濃さは微妙に違いますが色合いはほぼ同じになりました。

今までは綺麗で発色の鮮やかな色にしていたようです。だから色が微妙に違っていたんですね。本当に色の調整は難しいです。しかし、スパイダーTVを使うと簡単にその調整が出来てしまいます。こんなに簡単で良いのかと思うくらい、色の調整で悩んでいたのが嘘のようです。また映画を見るのがより楽しくなりました。納得できる色が出ていない方は是非一度使用することをお勧めします。

<使用機種>
・液晶テレビ(SONY BRAVIA KDL-46X1000)
・プロジェクター(三菱 LVP-HC5000)、スクリーン(KIKUCHI SE-HDWA)
・BDレコーダー(SONY BDZ-V9)、BDプレーヤー(SONY PS3)
・AVアンプ(DENON AVC-3808)
・スピーカー(B&W CCM80、CWMシネマ、CCM50、ONKYO SL-D500)


*「SpyderTV」の詳細と購入はこちら
http://www.phileweb.com/shop/spydertv2007/

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