公開日 2005/07/29 15:31

富士フイルムイメージング・田中社長が写真文化創造へ全力投球を宣言

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富士フイルムイメージング 代表取締役社長・田中康夫氏
富士フイルムのイメージング事業の国内マーケティングを総括する販売会社、富士フイルムイメージングは7月28日、記者懇談会を開催した。冒頭、挨拶に立った同社代表取締役社長・田中康夫氏は、「昨年10月1日の発足から約10ヵ月が経ち、私どももマーケットを把握し、本来のなすべき仕事をはたせるようになってきました。当社の役割を端的に申し上げますと、効率性を追求することがひとつ。もうひとつは創造性を発揮するということです。創造性とは、消費者の価値観の多様化やライフスタイルの多様化に対応した新しい写真の楽しみ方を創っていくということになります。

効率性と創造性というのは二律背反とよく言われます。これを両方ともきちんとやり遂げる鍵となるのが現場力です。富士フイルムグループでは、平成17年度の基本方針として『現場力を高めよう』を掲げ、実践しています。どうしても戦略というのは、ひとつの仮説、建前といった面があり、それを、現実と調整してきちんとやり抜くのが現場力だと思います。その現場力がやっと発揮できるようになったタイミングに、これまでの反省やこれからやるべきことを考え、先日発表いたしました組織変更をさせていただきました」と、同社発足からの約10ヵ月を振り返った。

「我々の身の丈にあったものでなければ、理想ばかり言ってもしようがありません。10ヵ月やってきて、我々がやれること、やらなければいけないこと、或いは我々自身では無理なことまで含め、だんだんとわかってきたところです。創造性の点においても、できるだけ早い機会に皆様にご紹介できるようになりたいと現在、色々仕込んでいるところです。これから本来の仕事である写真文化の高揚を、事業として、商売としてやっていけるよう、頑張って参ります」と、今後の決意を力強く語った。


富士フイルムイメージング 専務執行役員・坂根徹氏
同会ではまた、同日発表された同社デジタルカメラ「FinePixシリーズ」の新商品が披露された。専務執行役員・坂根徹氏は「ファインピックスはここ1、2年、大変苦しい時期を過ごしましたが、3月に発売いたしましたF10、そして、5月末発売のZ1が、高感度というコンセプトで、手振れしない、被写体ブレもしないということで、皆様から大変高い評価を獲得し、シェアも一気に急上昇しています。この勢いを貫いていきたいと思います」と、同シリーズの好調ぶりをアピールした。

今回発表した新商品は、世界初9M高感度ネオ一眼レフデジタルカメラのS9000と、同じくネオ一眼レフカメラの5M機、S5200の2機種。『ネオ一眼』というのは、コンパクトデジカメと、最近話題のデジタル一眼機のちょうどブリッジとなる位置付けだ。現在、一眼デジカメが非常にもてはやされているが、本体とダブルレンズ(28〜83oくらいが一本と、83o〜300oくらいが1本)、さらにマクロレンズをあわせると価格は約20万円。これに対し、同社の新商品S9000は実売8万円前後。「デジタル一眼レフの本体と3本のレンズをひとつにまとめて、半分以下のお値段で買えることが大きな特長です」と、同社営業本部ファインピックス事業部次長兼販売グループ長の小島正彦氏は特長を訴える。


富士フイルムイメージング 営業本部ファインピックス事業部次長・小島正彦氏
さらに、「デジタル一眼レフではできないことが3つあります。デジタル一眼レフでは動画は撮影できませんが、S9000は動画が撮れます。しかも30フレーム/秒ですから非常に高画質、1GBで約30分間の撮影が可能です。それから、液晶画面が動きますので、ハイアングル、ローアングルと自由な角度での撮影ができ、非常に便利なこと。そしてもうひとつ、高倍率の撮影ほど手振れがしやすくなりますが、このカメラは、ズーム倍率を上げていくに従い、ぶれることのないシャッタースピードに自動的に設定してくれます」と、説明した。

「高感度シリーズのフラッグシップ機と位置付け、お店の方と一緒になって、デジカメでしかできない、ネオ一眼のよさをアピールしていきたいと思います。今後も、高感度シリーズのラインナップを強化して参ります」と、F10、Z1で波に乗る同社FinePixシリーズの勢いを見せつけた。(Senka21編集部)

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