• ブランド
    特設サイト
公開日 2003/08/21 18:01

松下、薄型テレビの新シリーズ「VIERA<ビエラ>」13機種を発表〜質疑応答全問掲載〜

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
左)松下電器産業株式会社 大坪文雄氏 右)同社 牛丸俊三氏と「VIERA」シリーズ
●松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部は本日、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー一体型モデルを中心とした薄型テレビの新しいラインナップとなる「VIERA(ビエラ)」シリーズ13機種を発表した。

本日東京都内の施設において新しい製品の記者発表会が行われた。はじめに同社の専務取締役である大坪文雄氏が登壇し、パナソニックAVCネットワークス社における今後の薄型テレビ商品戦略についての説明が行われた。国内テレビ放送が開始されてから50年を迎え、地上波デジタル放送も本格的なスタートをきる本年を「パナソニックでは“テレビ新時代”と位置付け、より積極的にテレビ市場を牽引してまいります」と語る大坪氏。

放送と通信の融合が進み、テレビがよりユーザーの生活に密着するとともに、高画質・高機能・薄型化を実現したテレビの需要がますます高まるであろうと大坪氏は指摘する。同社では地上波デジタル放送、DVDビデオの普及を受けて、薄型テレビ市場に大きなビジネスチャンスを見出している。「今回の新製品はデジタルテレビ時代に求められる全ての要素を盛り込んだ強力な戦略商品である」と語る大坪氏は、同社のテレビシリーズにおける新しいサブブランドネームとなる「VIERA」のネームを冠した製品群によせる大きな期待を明らかにした。

今後同社では32インチ以下の画面サイズはLCD、37インチ以上はPDPで「VIERA」シリーズのラインナップを固めていくという。今回の新製品ではデバイスからセットまでパナソニックならではの一貫生産により「LCD、PDPといったデバイスを意識せずに楽しんでいただける高品位な製品をつくることができた」と語る大坪氏だ。

以下に本日の会場で行われた質疑応答の内容を紹介する。

Q:パナソニックブランドとして2005年までにグローバル市場で30%のシェアを目指すということだが、現在時点でのグローバルシェアはどれくらいか
A:2003年は薄型テレビ製品で1,600億円の売上げを予測している。この数字はグローバルで22%のシェアとなるものだ

Q:高画質技術として今回の製品で初めて導入されたものは何に当たるのか
A:新しい高画質システム「PEAKS(ピークス)」の「PEAKSプロセッサー」「PEAKSドライバー」「PEAKSパネル」3つになる。これらは既に発売されているモデルに搭載されているものもあるが、今回の新製品ではそえぞれをブラッシュアップしつつ、それぞれの相乗効果を効率よく引き出して高画質を実現するため設計の見直しを施している

Q:アナログ放送のチューナーしか入っていないテレビはいつまで生産する予定か
A:アナログからデジタルへ放送が完全に切りかわるまで生産は続けていくつもりだ。基本的にお客様からの要望がある限りつくりつづけていきたいと考えている

Q:アナログ放送しか観ることのできないテレビを販売する際には、スペックに関する注意書きを施していくなどの対策を考えているか
A:アナログ放送専用テレビの販売についての注意書き等は十分に検討していく考えだ。またJEITAの方針にも従いながら進めていきたい

Q:今後、地上波デジタル対応のテレビが生産全体に占めるパーセンテージはどれくらいになると予測しているか
A:パナソニックブランドの商品としては、60%から70%の割合で薄型の地上波デジタル対応テレビとなるだろう。これは市場全体の割合よりも高い数値ではないだろうか

Q:新しい「PEAKS」システムは全て内製のものか
A:プロセッサ、ドライブ、PDPのパネルは内製のものだ。液晶のパネルはTMD社と提携し生産を行っている。インチサイズなど規格に従ってTMD社に発注を行いながら今後も開発を進めていく。CRTのパネルは合弁会社との提携により生産している

Q:PDPのパネルについては、2004年から大阪・茨木の第2工場を稼働させ生産拡大を計画しているということだが、液晶パネルの生産について拡大計画はあるか
A:PDPについては茨木第2工場にてパネルの多面取りも視野に入れつつ大幅な生産拡大を目指していく。液晶パネルへの質問については本日はお答えできない

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX