公開日 2003/01/23 10:10

D-THEATHERって何? という人のために・・・。PART3 ≪AVレビュー記事≫

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
デジタルハイビジョン映画ソフトD-THEATER、『X-Men』、『Terminator2』
●日本ビクターのデジタルハイビジョンビデオデッキHM-DHX1が、ついに日本国内初のD-THEATER対応をうたった。

D-THEATERは、ハリウッドが現時点で唯一認めている、映画のハイビジョンソフトである。そのD-THEATERについては、すでに昨年9月、AVレビュー誌105号で先行レポートしているので、そのサワリを掲載しよう。ただし、この記事は日本国内での発表がされていないときのものなので、ご注意いただきたい。(AV REVIEW編集部)

*********************(AVレビュー105号より抜粋・執筆:松山凌一)**********************

PART2よりつづく

≪ドルビーデジタルが標準音声、インデックスサーチが可能≫

まず記録レートだが、D-VHSのHSモードに準じ、映像、音声(ドルビーデジタル5.1 or 6.1)、クローズドキャプション合わせて約25Mbps、それにサーチデータなどを付加して28.2Mbps(D-VHS上限)となっている。最大収録時間は4時間である。

音声の必須規格はドルビーデジタル5.1 or 6.1 + MPEG1-Layer2/2chであり、リニアPCM、ドルビーデジタル6.1EXなどはオプションとなる。ビットストリーム記録なので、DTS音声も可能だが、その辺りはDVD-Video同様、製作者や消費者の強い要望があればということになろう。

その他、新たにチャプターデータがサブコード領域に記録されており、DVDと同じインデックスサーチが可能だ。サブコード領域なので、テープの位置を問わずチャプターを呼び出すことができる。リージョンコードはハリウッドの要望なのでDVDと基本的には同じだ。

先にも触れたので重複するが、D-Theaterソフトは、一般的なD-VHS機によるi.Link再生はできず、あくまで対応機再生が原則になる。ただし、他メーカーは別だが、JVCの場合、アメリカで発売したD-VHS機はすべてD-Theaterに対応している(2002年8月末現在、発売しているHS対応D-VHSは、HM-DH30000Uのみ)。

これは筆者の憶測だが、JVCはD-VHS規格化の時点でD-Theater構想を明らかにしており、他のD-VHSグループ各社が各々の判断で対応しなかったということではなかろうか。当時も今も、HDデコーダーは高価だからである。

≪D-Theaterをサポートするハリウッドメジャーは4社≫

ところで話はちょっと横道にそれるが、『U-571』について、日本で放送されたものをエアチェックしたテープがあったので画質比較をしようとしたところ、再生不能であった。理由はアメリカのD-VHS機がわが国のAAC音声に対応していないからである。ただし、i.LINKにはストリームが出ているので、デジタルBSチューナーを経由すれば再生が可能であった。

ところで本筋に戻るが、D-Theaterをサポートするハリウッドメジャーは、Artisan、20世紀フォックス、Universal、DreamWorksの4社。他のメジャースタジオについてはHD-DVD、Blu-rayと関係の深いところもあり、HDディスクレコーダー規格の行方を見守りつつ、市場動向を見定めてからというスタンスのようだ。しかしながら、日本国内での発売も含めて、参入を強く期待したい。

上記4社がD-Theaterをサポートするに至った経緯、画質等への評価については、やはり前出した、米誌『WIDESCREEN REVIEW』に詳しい…
(つづく)

***********************************************************

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 『万能文化猫娘』『アキハバラ電脳組』『NG騎士ラムネ&40』などスターチャイルド関連5作品サントラがサブスク解禁
2 B&W「Nautilus」が値上げ。ペア税込3300万円に
3 BoseがSkullcandyを買収。今後も独立したブランドとして製品開発
4 B&W、60周年を記念したリファレンスSACD/CD『The Reference』。2000枚限定生産
5 TVer、決済機能「TVer ID支払い」を提供開始
6 女子プロゴルフ「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」10/22から4日間の放送/配信予定
7 映画館の音、オープンリールの音。“曇りなき正確な音”を目指す「BWV 2026サウンドツアー」をレポート
8 MIYAVIが語るファーウェイ製イヤホンの魅力。「FreeBuds Neo」など新製品発表会に登壇
9 TASCAM、業務用CDプレーヤー「CD-200MKII/CD-200BTMKII」。オートキューなど再生機能を強化
10 km5、薄型ワイヤレススピーカー「Sp1」とBluetoothミキサー「Mp1」を発表。CDをもっと自由に楽しむ新提案
10/23 10:31 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix