VERTERE、上位技術を継承したエントリーMMカートリッジ「Sabre Lite MM」
タクトシュトックは、同社が取り扱う英国VERTERE(ヴァルテレ)ブランドより、新たなMM型カートリッジ「Sabre Lite MM」を10月1日(木)に発売する。価格は132,000円(税込)で、交換針「Sabre L Stylus」は77,000円(税込)となる。
本機は、高級MMカートリッジとして異例のヒットを記録したと同社が説明する上位モデル「Dark Sabre MM」や「Sabre MM」で培った技術を活かしつつ、ジェネレーターの固定方式をシンプルにすることで価格を抑えたエントリーグレードモデルだ。
同ブランドにはかつて「Magnet」というエントリーモデルが存在したが、本機はその後継というよりも「Sabre」に近いサウンドへと進化を遂げているという。
針先には、Sabre MMでも用いていた、チタンシャンクにダイヤモンドチップをボンディングしたマイクロ・エリプティカル(楕円)針(7.5×15.5µm)を採用。過度な摩耗を防ぎつつ、優れた溝追従性と明瞭さを実現するとアピール。
カンチレバーには、上位の「XtraX MC」や「Dark Sabre MM」で初採用された特注のテレスコピック(伸縮)形状のアルミニウム製を踏襲。最適な剛性を確保することで正確なコントロールを可能にし、卓越したトラッキング性能と広帯域での高域応答を実現しているという。
心臓部となるジェネレーターには、アルニコ・マグネット駆動の新発電機を搭載。個別に位置合わせを行ったうえで、堅牢なアルミニウム合金製ボディに直接接着する一体成型構造を採用した。これにより、コストを抑えながらも卓越した安定性と制御性を実現し、不要な振動を最小限に抑え込んだと説明している。
また、ボディ上面には3つの精密な接触点が設けられており、トーンアームとの理想的な機械的結合を保証。付属するVERTERE独自のステンレス製サムネジにより、確実かつ簡単な取り付けが可能となっている。
本体前面には微細な位置合わせ用リッジ(突起)があり、同社製トーンアームへのセットアップも容易に行えるとしている。
主な仕様として、再生周波数特性は15Hz - 25,000Hz、出力レベルは4.3mV(@5cm/sec)、チャンネル・セパレーションは25dB以上。ダイナミック・コンプライアンスは10×10^-6 cm/dyne(@100Hz)、コイル・インピーダンスは1kΩ、推奨負荷は47kΩ / 0pF - Max 470pFとなっている。 推奨針圧は2.05g(1.90 - 2.10g)。ボディの自重は10.8gで、取り付け穴間隔は12.7mm、M2.5径特殊3点接触での取り付け方式を採用している。



























