公開日 2000/10/15 14:04

<レポート>保守派のリスナーには、やっぱりタンノイのAutographでしょう

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●ふだんはなかなか実際の音を聴くことができない超大型スピーカーに接するのも、オーディオショウの楽しみのひとつだ。

タンノイのAutographを聴いた。
人の背丈ほどあり、しかもト−ルボーイではないので幅もたっぷりとある。家に置いた大層な存在感だろうなぁと思いつつ、そのサウンドに耳を傾けた。

タンノイの伝統を守る古風な見た目通り、サウンドも古風だ。あくまでクラシック向き。ポップス的な耳で聴くとヌケが悪い、と感じてしまう傾向。しかし、高域に微妙な歪み感を残しているような印象を受ける音づくりは、クラシックの弦楽の再生に最高の威力を発揮する。CDよりも、ぜひアナログ盤で聴きたいスピーカーだ。

音の出方は意外と直線的で、曖昧さはない。基本的なクリアさを実力として持ちながら、タンノイらしさを演出していて、保守派のリスナーに奨めたい。(伊藤竜太)

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