PR 公開日 2024/01/29 06:40
卓越したパーソナライズ機能に驚愕。レコーディングエンジニア・森元浩二.氏がデノン「PerL Pro」を使う理由とは
森元氏のPerL Pro使いこなし術も紹介
デノンの完全ワイヤレスイヤホン“PerLシリーズ”。最大の特徴は、ユーザーの聴力を解析し、音を最適化するパーソナライズ機能を搭載すること。
パーソナライズド機能を備えたイヤホンはいくつかあるが、PerLは一味違う。というのも、PerLが搭載するパーソナライズ機能「Masimo AAT」は、デノンの親会社で医療機器メーカーである「Masimo Corporation」が持つ、新生児の難聴検査に用いられる医療技術を応用して作られたものなのだ。
当然ながら新生児には、音が聴こえている間だけボタンを押し続ける、という普通の聴力検査はできない。ゆえに「誰でも」「何もしなくても」正確に聴力を計測できるシステムが求められる。そんな技術を応用することによって、より一歩深く踏み込んだ、精度の高い聴力補正を可能としている。
この唯一無二の機能性などにより、PerLシリーズは発売以来、市場でも高い人気を誇るという。そしてエイベックス・ミュージック・クリエイティブ(株)チーフエンジニア、特定非営利活動法人 日本レコーディングエンジニア協会 副理事で、名だたるアーティストを手がけるレコーディングエンジニアの森元浩二.氏も、上位機種「PerL Pro」を愛用するひとりだ。
果たして“音のプロフェッショナル”たる森元氏は、PerL Proの音をどう感じているのだろうか。お話を伺った。
ーー森元さんは普段からデノン「PerL Pro」をお使いになっているそうですが、数あるイヤホンの中からなぜPerL Proを選ばれたのですか?
森元浩二.氏(以下:森元):デノンからパーソナライズ機能がついたイヤホンが発売されていたことは知っていたのですが、ちょうどデノンの知り合いと会った時にその話をしたら「今持ってるよ」と言われまして、試してみて驚いたんです。
あまりにすごかったので「本当かなあ?」なんて思ったりしながら(笑)、1週間悩んだ末、やっぱ欲しいなと思って買いました。
ーーPerLシリーズでは「PerL Pro」と「PerL」の2機種がラインナップされており、どちらもMasimo AATが搭載されていますが、そのうち上位機種のPerL Proを選んだ理由はなんでしょう?
森元:Proの方が解像度が高いことと、スマホアプリ上からイコライザーを設定できるので、さらに音を突き詰められることが決め手でしたね。
ーーなるほど。そして今もPerL Proをお使いになられているわけですが、実際に使いこんでみて、どう感じられますか?
森元:これまでのイヤホンとは別次元ですね。ただ、聴くのに覚悟が必要です(笑)。
ーー覚悟、と言いますと?
森元:聴こえって体調によってすごく変わってくるんです。本当にバッチリの時だと、PerL Proはスタジオでモニターしている時に近い音が聴けるんですが、なまじ1番良い時を知っているだけに、ちょっとでも体調が悪くて音が崩れると、気持ち的に聴けなくなってしまう。
特に僕の場合、PerL Proを自分の仕事の確認のために使ったりするので、音のバランスが崩れていた場合、体調が悪いのか、それとも自分のミックスが悪いのか判断が難しい。まずリファレンスを聴いて、自分の状態を確認してから色々と判断します。そういう意味で覚悟が必要になりますね。
ーーレコーディングスタジオのモニターに近い音とは、ちょっと驚きです……。
森元:今まで他のイヤホン、ヘッドホンを使っていた時は、そんな風に思ったことはなかったんです。ああ、こんな感じね、良いじゃん、くらいだったんですが、PerL Proは研ぎ澄まされているので、どこかの帯域が1dB、2dBデコボコしているだけで、それが聴こえのせいなのか、あるいはミックスのせいなのか、と考えてしまって。
でもここが重要なのですが、自分の知らない音楽を聴くと何の問題もないんです。良い音だなと楽しく聴けます。やはり自分の手がけている楽曲や、リファレンスに使っている楽曲はイメージが自分の中に出来上がっていますから、ちょっとのズレでも気づいて、それが気になってしまう。音楽を純粋に楽しめない……職業病ですね(笑)。
デノン営業担当 田中清崇氏(以下:田中):素朴な疑問ですが、スタジオで聴いた時にズレを感じた場合、それはPerL Proほどには気にならないのですか?
森元:スタジオでは体調の方を合わせに行きますね。「今日はここの帯域が少し尖って聴こえるんだな」というように。こう言うとスタジオは信頼できてPerL Proは信頼できないのかって思われるかもしれませんが(笑)、そもそもこれまでイヤホンでそんなことを思ったことがありませんからね。とはいえ、それもこの先使い込んでいけば把握できるようになるかと思います。
田中:ちなみにリファレンスはどんな楽曲を?
森元:リファレンスもまた難しくて、僕の場合ドナルド・フェイゲンやFourplayみたいな素晴らしく高音質な音源だと、多少バランスが悪くても良く聴こえてしまって、問題を発見しづらいんです。僕はf特はもちろん、トランジェントやコンプレッション感、音の長さ、残響などを聴くので、音に隙間がなく詰まっているポピュラー音楽の方が違いが分かりやすく、そういった楽曲をリファレンスにしています。
パーソナライズド機能を備えたイヤホンはいくつかあるが、PerLは一味違う。というのも、PerLが搭載するパーソナライズ機能「Masimo AAT」は、デノンの親会社で医療機器メーカーである「Masimo Corporation」が持つ、新生児の難聴検査に用いられる医療技術を応用して作られたものなのだ。
当然ながら新生児には、音が聴こえている間だけボタンを押し続ける、という普通の聴力検査はできない。ゆえに「誰でも」「何もしなくても」正確に聴力を計測できるシステムが求められる。そんな技術を応用することによって、より一歩深く踏み込んだ、精度の高い聴力補正を可能としている。
この唯一無二の機能性などにより、PerLシリーズは発売以来、市場でも高い人気を誇るという。そしてエイベックス・ミュージック・クリエイティブ(株)チーフエンジニア、特定非営利活動法人 日本レコーディングエンジニア協会 副理事で、名だたるアーティストを手がけるレコーディングエンジニアの森元浩二.氏も、上位機種「PerL Pro」を愛用するひとりだ。
果たして“音のプロフェッショナル”たる森元氏は、PerL Proの音をどう感じているのだろうか。お話を伺った。
■PerL Proは“聴くのに覚悟がいる”イヤホン?
ーー森元さんは普段からデノン「PerL Pro」をお使いになっているそうですが、数あるイヤホンの中からなぜPerL Proを選ばれたのですか?
森元浩二.氏(以下:森元):デノンからパーソナライズ機能がついたイヤホンが発売されていたことは知っていたのですが、ちょうどデノンの知り合いと会った時にその話をしたら「今持ってるよ」と言われまして、試してみて驚いたんです。
あまりにすごかったので「本当かなあ?」なんて思ったりしながら(笑)、1週間悩んだ末、やっぱ欲しいなと思って買いました。
ーーPerLシリーズでは「PerL Pro」と「PerL」の2機種がラインナップされており、どちらもMasimo AATが搭載されていますが、そのうち上位機種のPerL Proを選んだ理由はなんでしょう?
森元:Proの方が解像度が高いことと、スマホアプリ上からイコライザーを設定できるので、さらに音を突き詰められることが決め手でしたね。
ーーなるほど。そして今もPerL Proをお使いになられているわけですが、実際に使いこんでみて、どう感じられますか?
森元:これまでのイヤホンとは別次元ですね。ただ、聴くのに覚悟が必要です(笑)。
ーー覚悟、と言いますと?
森元:聴こえって体調によってすごく変わってくるんです。本当にバッチリの時だと、PerL Proはスタジオでモニターしている時に近い音が聴けるんですが、なまじ1番良い時を知っているだけに、ちょっとでも体調が悪くて音が崩れると、気持ち的に聴けなくなってしまう。
特に僕の場合、PerL Proを自分の仕事の確認のために使ったりするので、音のバランスが崩れていた場合、体調が悪いのか、それとも自分のミックスが悪いのか判断が難しい。まずリファレンスを聴いて、自分の状態を確認してから色々と判断します。そういう意味で覚悟が必要になりますね。
ーーレコーディングスタジオのモニターに近い音とは、ちょっと驚きです……。
森元:今まで他のイヤホン、ヘッドホンを使っていた時は、そんな風に思ったことはなかったんです。ああ、こんな感じね、良いじゃん、くらいだったんですが、PerL Proは研ぎ澄まされているので、どこかの帯域が1dB、2dBデコボコしているだけで、それが聴こえのせいなのか、あるいはミックスのせいなのか、と考えてしまって。
でもここが重要なのですが、自分の知らない音楽を聴くと何の問題もないんです。良い音だなと楽しく聴けます。やはり自分の手がけている楽曲や、リファレンスに使っている楽曲はイメージが自分の中に出来上がっていますから、ちょっとのズレでも気づいて、それが気になってしまう。音楽を純粋に楽しめない……職業病ですね(笑)。
デノン営業担当 田中清崇氏(以下:田中):素朴な疑問ですが、スタジオで聴いた時にズレを感じた場合、それはPerL Proほどには気にならないのですか?
森元:スタジオでは体調の方を合わせに行きますね。「今日はここの帯域が少し尖って聴こえるんだな」というように。こう言うとスタジオは信頼できてPerL Proは信頼できないのかって思われるかもしれませんが(笑)、そもそもこれまでイヤホンでそんなことを思ったことがありませんからね。とはいえ、それもこの先使い込んでいけば把握できるようになるかと思います。
田中:ちなみにリファレンスはどんな楽曲を?
森元:リファレンスもまた難しくて、僕の場合ドナルド・フェイゲンやFourplayみたいな素晴らしく高音質な音源だと、多少バランスが悪くても良く聴こえてしまって、問題を発見しづらいんです。僕はf特はもちろん、トランジェントやコンプレッション感、音の長さ、残響などを聴くので、音に隙間がなく詰まっているポピュラー音楽の方が違いが分かりやすく、そういった楽曲をリファレンスにしています。
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