• ブランド
    特設サイト
PR 公開日 2023/12/23 07:00

高額査定のポイントとは? 買取専門店に聞いた、オーディオ売るコツ/買うコツ

査定前の掃除、実はしない方が良い?
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオは中古市場も活況なジャンルだ。実際、中古のオーディオ機器を購入したことや、手持ち機器の整理や買い替えにあたって買取業者を利用したことのある方は多いだろう。

とりわけオーディオを売る際、最も気にするのはやはり「いかに高く売れるか」「業者が信頼できるかどうか」ではないだろうか。そこで今回、買取専門店「オーディオランド」を展開するTunagu株式会社の玉田隆介さんに、中古オーディオを売るときのポイントなどを伺った。

なお、ここで述べる事柄は取材実施時点(2023年11月)の、あくまでオーディオランドで査定を行った場合のものであり、市場の変動により相場など変わる場合があることはご留意いただきたい。



関連記事
買取案件の25%をリピーターが占める理由とは? オーディオ買取専門店「オーディオランド」に聞く


■80年代のオーディオは今が売り時? 高額査定に繋がりやすいポイントとは



まずはオーディオ機器の買取をしてもらうにあたって、「高額査定に繋がりやすい条件」とはどのようなものだろうか?

「高額査定に繋がりやすい条件ですが、基本的には皆様のご想像とあまり変わらないかと思います。例えば完動品や美品、全付属物が揃っている、新モデル、限定・レアモデルなどの場合はやはり高額査定が付きやすいです。

一方、壊れていたら査定額も大幅に下がるのでは? と考える方も多いかと思います。確かにハイエンドオーディオは修理費用も高額になってくるため、そのコストが査定に影響する場合はありますが、私たちオーディオランドではなるべく高い査定額がお出しできるよう心がけています。

というのも、社内には専任の技術スタッフがいるうえ、修理用の部品・パーツ類も各種ストックしているため、多くの製品は自社内で修理できるからです。これによってコストを抑える分、より高い買取価格をお出しできますので、壊れたオーディオ機器でもまずはお電話いただければと思います」(玉田さん)

オーディオランドには専任の技術スタッフが在籍し、自社での修理・メンテナンスができる

また中古市場でも人気が高く、高額査定がつきやすい “いまが売り時” なカテゴリーについても伺った。

「やはりアキュフェーズやラックスマンといった国産のハイエンドモデルは需要が高く、査定額も高くなりやすいですね。また、80年代くらいの少し古いモデルは当時の定価以上の価格を出させていただくこともあります。

それこそかつてオンキヨーが出したステレオパワーアンプ『M510』は、大型スピーカー『GS1』を鳴らすために開発されたのでは? などとも言われていますが、そういった良い音を徹底的に追求するような、コスト度外視で製品を開発する情熱があった時代の機器は国内外で今でも人気が高いですね」(玉田さん)

そして意外なことに、自作オーディオや改造を施した機器も高額買取が可能な場合があるという。

「遺品整理などでご依頼をいただいた際によく『お値段つかないんじゃないですか?』『他社ではパーツの値段しかつかないと言われた』などとご相談を受けるのですが、オーディオはガレージメーカーも多いですし、オーディオ好きな人がちゃんと作った機器って、本当に良い音がするんです。なのでオーディオランドでは自作・改造機であっても、音が良く構造的に火災や事故の危険性などがないことが確認できたら、他社さんのように部品としてではなく、ひとつの機器として高額買取をさせていただきます。

また、小型真空管やスピーカーのダイヤフラムといったパーツ類もなかなかお値段がつきにくいものもありますが、オーディオランドなら修理用のパーツストックとして、しっかりお値段つけさせていただくことができます」(玉田さん)

パーツ類も大量にストック。これを駆使して買い取った機器を修理するうえ、パーツ自体の買取も行っている

次ページ査定額を少しでも上げたい、そこで最も“やるべきこと”とは?

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 井上尚弥VSネリ、日本におけるPrime Video史上最大のピーク視聴数を記録
2 『ゴジラ-1.0』だけじゃない! GWに観たい「最近サブスク解禁された話題作」まとめ
3 【moraアニソンTOP10】川崎発、狂犬ロックアニメ『ガールズバンドクライ』OPが人気急上昇!
4 ゼンハイザー、ニュートラルサウンドと広い音場を両立させた密閉型ヘッドホン「HD620S」
5 パナソニック、最新「ミニLEDバックライト液晶」ハイエンド・4Kビエラ。AI高画質エンジンも新世代
6 1万円以内でANC/音質ともに充実!EarFun初のヘッドホン「Wave Pro」レビュー
7 ミスター・ビッグの最新アルバム『TEN』&武道館公演ライヴ映像が高音質フォーマットにて発売
8 ORION、“若者やオーディオ入門にオススメ”のBluetooth対応CDステレオ「SMC-140BT」
9 パナソニック、初の専用Fire TV搭載の最上位・4Kビエラ「Z95A」。「マイクロレンズ有機ELパネル」刷新
10 パナソニック、専用Fire TV導入の4K有機ELテレビ「Z90A」。独自のパネル制御技術「Bright Booster」も強化
5/9 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX