公開日 2023/10/24 06:40
最新アニメから超マニアックな懐かし作品まで。U-NEXTが「アニメ見放題作品数No.1」の理由とは?
担当スタッフにオンラインインタビュー
■『カブトボーグ』『ボボボーボ・ボーボボ』を取り揃えるU-NEXTのハジけぶり
───U-NEXT配信中のアニメタイトルで「これを配信しているんだ!」というような、ファンの方々からの驚きや感謝の声が多いタイトルがあれば教えてください。
歌川 例えば過去には『人造昆虫カブトボーグ V×V』に対して、ポジティブな意見を頂いたことがありますね。
───人造昆虫カブトボーグ V×V! いろいろな意味で「これ、配信してるんだ」となるチョイスですね。ユーザーの方から声が挙がるのも納得です。
歌川 お客様が検索をし「配信してたのがU-NEXTだけだった」みたいなこともあって、ラインナップを揃えている意味があったな!と思いましたね。あとは、『ボボボーボ・ボーボボ』など、お客様から「いにしえのネタアニメがU-NEXTにある」というようなリアクションを頂くことが多いですね。
───『ボボボーボ・ボーボボ』のタイトルをインタビュー中耳にするとは思いませんでした。ハジけてますね。
佐野 ありがとうございます(笑)。過去のタイトルでいいますと、香取慎吾さんのライヴツアーをU-NEXTで独占生配信させて頂いた際、併せて香取さんにインタビューさせていただいたのですが、その席で香取さんが声優として参加された『赤ずきんチャチャ』も配信されていて「すごいビックリした」という話を披露してくださいました。以前自分でアフレコしたものを、音を消して再生しながら台詞を当て直したりして「今の方が絶対巧い」と楽しんでらしたそうです(笑)。
そういった「懐かしのものに出会えるチャンス」というのもU-NEXTの強みなんだなあと気付かされる一幕でした。
歌川 ここ最近肌感で感じているのが、業界やクリエイターの方にU-NEXTをライブラリー感覚で使用していただいているということでしょうか。何か新しいものを企画・制作する際の過去資料(映像作品)の参照元、検索媒体としてU-NEXTを使って頂けているようです。俳優さんや、声優さんといった演者の方にもじわじわとそういう使われ方が浸透しているように感じています。
■思い出して欲しい「いにしえのあの頃」。サービスを通じて過去作の魅力を訴求
───『スクライド』の配信ページでは作品概要の紹介文が「そう思うだろう おまえも」としか書かれておらず、あまりにも豪快すぎるということで話題になりました。当時の番宣ポスターキャッチコピーから取ったものだと思いますが、こうした「遊び」が出た理由について聴かせてください。また、他にもこのような遊びがあるアニメはあるのでしょうか?
佐野 『スクライド』のキャッチコピー自体は、権利元であるバンダイさんから提供いただいたものなので、実は我々の「遊び」ではないんです。ただ、そういうキャッチコピーが出た時に「U-NEXTの遊び」だと思ってくださったのは、非常にありがたいと思っています。
弊社で配信している映像作品のキャプションは、権利元から指定があるもの以外は、専任チーム内の知見がある者が書くというルールを定めています。文字数やテキストの文体もサービスを横断して統一したものに仕上げるようにしており、個々の作品とのそうした向き合い方、積み重ねが結果的に今回のありがたい誤認につながってくれたのかな、と感じています。
───『スクライド』も然りですが、毎クール60本以上のアニメが放送される昨今ですと、こうやって自分が親しんだ世代のアニメが配信サービスを通じて注目されるのはありがたいことです。
歌川 仰るとおり、配信作品を揃えるとどうしても埋もれてしまう作品も出てきます。そこでU-NEXTでは名作アニメとの再会をテーマに、過去作品を振り返る企画「THE PLAYBACK」をスタートしました。
2004年放送の『マリア様がみてる』を第1弾として、現在では『BLACK LAGOON』『イヴの時間』『さよなら絶望先生』計4作品を紹介しています。特集では、作品の紹介はもちろん、キャストさんの撮り下ろし対談を公開したり作品のファンであるなら見逃せない内容をお送りしています。
作品アニメタイトルによっては周年企画なども展開されるので、それに協力できるような体制を整えて「いにしえのあの頃を思い出す」エモーショナルな体験を提供できるよう、現在も企画進行しているタイトルもあります。ぜひご期待頂きたいですね。
次ページシームレスで様々なコンテンツを楽しめる。U-NEXT唯一の強み
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