公開日 2016/12/14 10:22
新KLIMAXにAKM最上位DAC「AK4497」が搭載された理由とは? “DAC選び” の裏側を聞く
【特別企画】
2016年9月、LINNのネットワークプレーヤー「DS」の新フラグシップモデル「KLIMAX DS/3」と「KLIMAX DSM/2」が発表された。
2007年に初代「KLIMAX DS」が出てから4世代目にあたる本機だが、今回のバージョンアップでは「KLIMAX DS」初のDAC部が刷新されたことが大きなトピックだ。
しかもただ単にDACチップを変更しただけではなく、「KATALYST」と言われる全く新しいアーキテクチャーを採用してきた。つまるところLINNはDAC部全てを刷新してきたのである。
そして注目すべきは「KATALYST」には旭化成エレクトロニクスの最新鋭フラグシップDACチップ「AK4497」が左右独立して2基搭載されたことだ。
同社のDACチップは以前からハイエンドオーディオ機器に多数搭載されていたが、「まさかあのLINNがAKMのチップを採用してくるとは」。第一報を聞いた時、筆者も驚きを隠せなかった。
そして更に驚かされたのが、このチップを採用した「KLIMAX DS/3」の持つ音である。
筆者も長らく「KLIMAX DS」そして「KLIMAX EXAKT DSM」を使用しているので、アップデートの伸び幅はある程度予想していたのだが、その予想を大きく上回ってきた。「KLIMAX DS/3」の音は、オーディオ、そして音楽をこよなく愛すユーザーが、今後のネットワークプレーヤーに求めるようなエモーショナルな音に更に変貌を遂げ、今まで3回行われた「KLIMAX DS」のアップデートの中でも最大の音質向上を果たしていると言って良い。
今回はLINN本国から社長のギラード・ティーフェンブルン氏と最高技術責任者のキース・ロバートソン氏が来日。旭化成エレクトロニクス(以後AKM)のオーディオマイスター、佐藤友則氏と私で座談会を行った。LINNとAKM、両者の技術的キーパーソンから大変興味深い話を聞けたので、ぜひご覧になって頂きたい。
――まずは読者の方々に、皆さんがどのようなお仕事をされているかご説明いただけますか?
ギラード:私はLINNのマネージング・ディレクターです。LINN社業の総責任者です。
キース:LINNにおける立場は、最高技術責任者です。
佐藤:私はAKMでハイエンドのADCとDACの開発、そしてそれらの製品の音決めを行っています。
――それでは、この注目すべきコラボレーションに至った経緯を「KATALYST」の技術的な説明を交えながら聞いていきたいと思います。
■KLIMAX新モデル「KLIMAX DS/3」のプロフィール
――先ほど聞かせて頂いた「KLIMAX DS/3」は、私の想像をはるかに超える、素晴らしい音を聞かせてくれました。
ギラード:ありがとうございます。「KLIMAX DS/3」はDAC部の刷新という、これまでで最も大きいアップグレードになりました。その最大の特徴は、第4世代となる新DACアーキテクチャー「KATALYST」の採用です。
2007年に初代「KLIMAX DS」が出てから4世代目にあたる本機だが、今回のバージョンアップでは「KLIMAX DS」初のDAC部が刷新されたことが大きなトピックだ。
しかもただ単にDACチップを変更しただけではなく、「KATALYST」と言われる全く新しいアーキテクチャーを採用してきた。つまるところLINNはDAC部全てを刷新してきたのである。
そして注目すべきは「KATALYST」には旭化成エレクトロニクスの最新鋭フラグシップDACチップ「AK4497」が左右独立して2基搭載されたことだ。
同社のDACチップは以前からハイエンドオーディオ機器に多数搭載されていたが、「まさかあのLINNがAKMのチップを採用してくるとは」。第一報を聞いた時、筆者も驚きを隠せなかった。
そして更に驚かされたのが、このチップを採用した「KLIMAX DS/3」の持つ音である。
筆者も長らく「KLIMAX DS」そして「KLIMAX EXAKT DSM」を使用しているので、アップデートの伸び幅はある程度予想していたのだが、その予想を大きく上回ってきた。「KLIMAX DS/3」の音は、オーディオ、そして音楽をこよなく愛すユーザーが、今後のネットワークプレーヤーに求めるようなエモーショナルな音に更に変貌を遂げ、今まで3回行われた「KLIMAX DS」のアップデートの中でも最大の音質向上を果たしていると言って良い。
今回はLINN本国から社長のギラード・ティーフェンブルン氏と最高技術責任者のキース・ロバートソン氏が来日。旭化成エレクトロニクス(以後AKM)のオーディオマイスター、佐藤友則氏と私で座談会を行った。LINNとAKM、両者の技術的キーパーソンから大変興味深い話を聞けたので、ぜひご覧になって頂きたい。
――まずは読者の方々に、皆さんがどのようなお仕事をされているかご説明いただけますか?
ギラード:私はLINNのマネージング・ディレクターです。LINN社業の総責任者です。
キース:LINNにおける立場は、最高技術責任者です。
佐藤:私はAKMでハイエンドのADCとDACの開発、そしてそれらの製品の音決めを行っています。
――それでは、この注目すべきコラボレーションに至った経緯を「KATALYST」の技術的な説明を交えながら聞いていきたいと思います。
■KLIMAX新モデル「KLIMAX DS/3」のプロフィール
――先ほど聞かせて頂いた「KLIMAX DS/3」は、私の想像をはるかに超える、素晴らしい音を聞かせてくれました。
ギラード:ありがとうございます。「KLIMAX DS/3」はDAC部の刷新という、これまでで最も大きいアップグレードになりました。その最大の特徴は、第4世代となる新DACアーキテクチャー「KATALYST」の採用です。
関連リンク
トピック
-
ヤマハのサウンドバー「B200A」をデスクトップとテレビで徹底検証! 小さなボディに込められたヤマハの本気 -
【レビュー】密閉型を再定義、オーディオテクニカの“ウッドヘッドホン”「ATH-AWX7000」を聴く。『TCbA』思想の実力とは? -
JBLの新サウンドバー「Cinema SB580MK2」は“映画館”に迫るサウンド! 末尾に「SB510MK2」のレビューも -
オーディオテクニカの“ド定番”ヘッドホンにマイクが生えた!配信者&ゲーマー向け「ATH-M20xSTS/M50xSTS-WL」実機レビュー -
オーディオテクニカ特設ページ『Audio-Technica Station』リニューアルオープン! -
【割引クーポン有】QCYから「高コスパ」全部入りフラグシップヘッドホン誕生!「H6 Ultra」徹底レビュー -
ソニー新ウォークマン「NW-WM1ZM3 / WM1AM3 / ZX900」速攻レビュー! -
Earfun「Wave Pro X」徹底レビュー! “全部入り”高コスパヘッドホンの実力は?
クローズアップCLOSEUP
-
ヤマハのサウンドバー「B200A」をデスクトップとテレビで徹底検証! 小さなボディに込められたヤマハの本気 -
【レビュー】密閉型を再定義、オーディオテクニカの“ウッドヘッドホン”「ATH-AWX7000」を聴く。『TCbA』思想の実力とは? -
JBLの新サウンドバー「Cinema SB580MK2」は“映画館”に迫るサウンド! 末尾に「SB510MK2」のレビューも -
オーディオテクニカの“ド定番”ヘッドホンにマイクが生えた!配信者&ゲーマー向け「ATH-M20xSTS/M50xSTS-WL」実機レビュー -
オーディオテクニカ特設ページ『Audio-Technica Station』リニューアルオープン! -
【割引クーポン有】QCYから「高コスパ」全部入りフラグシップヘッドホン誕生!「H6 Ultra」徹底レビュー -
ソニー新ウォークマン「NW-WM1ZM3 / WM1AM3 / ZX900」速攻レビュー! -
Earfun「Wave Pro X」徹底レビュー! “全部入り”高コスパヘッドホンの実力は? -
AVIOT初のBluetoothスピーカー「WS-Q1PNK」の“生活を彩るサウンド”を自宅でレビュー -
ヘッドホン加水分解の悩みにサヨナラ! オーディオテクニカの交換用ヘッドバンド「HP-HBM50x」を試してみた -
築23年マンションをリノベ、140型/5.1chの本格ホームシアターに!65型テレビとの2ウェイシアター -
AVIOT完全ワイヤレスイヤホン「TE-W2」&最新ピヤホン「TE-W2-PNK」徹底レビュー! -
スピーカーやアナログプレーヤーの音質アップの方法とは?お金をかけずにスグできる4選 -
オーディオテクニカ「ATH-AL5NC」速攻レビュー!「開放型なのにノイキャン」な新提案に評論家も「これはいい」 -
Astell&Kernの第3世代真空管DAP「A&ultima SP4000T」。最大54通りの音質カスタマイズの使いこなしを探る -
【10%オフクーポン配布中】SOUNDPEATSの“音質重視” 完全ワイヤレス「Air6 Pro」を徹底チェック! -
ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 5」レビュー。さらに進化した音質&ノイキャンを徹底解剖! -
散歩でも家事でも!ビクター「nearphones」は“ながら聴き”生活の理想的なパートナー -
【動画&レビュー】「こいつは別格!」TCL最新テレビが凄すぎる! 評論家がX11L/C8L/C7Lを本気で見比べた -
Bowers & Wilkins「Px8 S2」を歴戦の評論家たちが高評価する理由とは? -
名エンジニアが思い描いた“自然な音”がそこにある。Grell Audioのヘッドホン「OAE2」を聴く -
ガラス振動板の立役者、GAIT自社製イヤホン/ネックスピーカー「GlaXfi-N01」が高コスパ!実力をチェック -
電流モードアンプ搭載の“弩級ポタアン”Questyle「M18i Max」を聴く -
TCL「SQD-Mini LED」VGP審査員特別賞受賞記念座談会。審査員が語り尽くす「液晶テレビの進化」と、X11L/C8L/C7Lの実力 -
ゼンハイザー「ACCENTUM Clip」は『らしさ』全開の実力機!同社初イヤーカフ型イヤホンを徹底レビュー -
これ7,980円で合ってる? QCY「MeloBuds N65」は現代人のニーズに応える高コスパイヤホン -
“Music First”のスピリッツ息づく。イギリス名門・ARCAMの最新プリメインが秘めるスマートな音楽性を聴く
アクセスランキング
RANKING
10/30 12:06 更新


















