公開日 2015/09/06 23:29
<IFA>テクニクスキーマンに訊く:アナログプレーヤーなど新製品詳細と今後の展開
既報のとおり、テクニクスは「IFA2015」にて新製品4機種を発表。アナログプレーヤーの開発予告も行った(関連ニュース)。
昨年のIFAにて華々しく“新生”を遂げてから約1年。2015年はブランド誕生50年という節目の年でもある。新製品に込めた思いをうかがうとともに、この1年の手応えや今後の展望について、テクニクス事業推進室 室長の小川理子氏とチーフエンジニアの井谷哲也氏に、山之内 正氏がインタビューした。
― 昨年のブランド復活以来、日本での再導入はうまくいっているように感じていますが、ここドイツなど海外ではいかがでしょうか?
小川氏:日本と欧州はスピード感が少し違うように感じています。やはり欧州の方々は商品をじっくりとご覧になりますから。今はひとつひとつ丁寧に間口を開拓しているところですが、関係性の構築は非常に上手くいっていると思います。
― 実際の製品への反応はいかがですか?
小川氏:特にドイツでは、雑誌のエディターの方々から「SB-R1」などがほぼパーフェクトに近い高評価をいただいています。
― そこまでの評価が雑誌で出てくるのは滅多にないことですよね。
小川氏:ええ。そうおっしゃっていました。今まで日本のスピーカーが欧州で評価されるのはなかなか難しかったと思いますので、自信に結びつきました。まだまだ7合目くらいではありますが、1年かけてようやくこういうところまで来られたなと感じています。
― 今回発表された新製品を見て、よくこの1年間でここまでの準備をされて、次のステップへの出発をするところまで来たなと、大変驚いています。製品開発の準備をする期間としては1年はとても短いですよね。まずは新シリーズであるGrandクラスの製品について、特徴と狙いを教えていただけますか。
小川氏:リローンチ以降多くのお客様からReferenceクラスとPremiumクラスの中間にあたるハイファイ製品が欲しいというお声をいただいていました。我々としても、テクニクスをラグジュアリーなオーディオブランドとして定着させるために、その部分はやはり必要だろうと考えていましたので、今回のリリースに至りました。
ラインナップとしては、我々がいちばん得意としているアンプ技術とネットワークプレーヤーを融合させた「SU-G30」、そして新領域であるリッピングサーバー「ST-G30」です。
昨年色々なお店を見せていただいたところ、手持ちのCDをライブラリとして整理して、快適に良い音で楽しみたいというニーズは非常に多く、ディーラーさんがリッピングサービスを行っている例もあることが分かりました。そこでオーディオメーカーとして、本当に良いリッピングサーバーをリリースすることは我々の使命ではないかと考えて企画致しました。
― 技術的特徴としては、G30シリーズは両者間の接続方法にネットワークではなくUSBを選ばれていますね。この理由はなんだったのでしょうか。
井谷氏:我々はデジタルのシステムにおいていかに伝送路のジッターを減らすかに注力してきました。DLNAを経由して一旦ルーターを通してしまうと、様々な問題が発生するなと。ならば両者はUSBで接続するようにすれば、我々の手の中でジッター制御ができるので、音質的にも非常に有利なのではと考えました。実際にやってみてもやはりそうでしたね。USBに対するジッターケアとしては、DIGAで培ったUSBパワーコンディショナーを搭載しています。なのでG30シリーズをペアで使っていただくといちばん良い環境で音楽が楽しめると思います。両者を統合して使えるよう、操作アプリのアップデートも準備しています。
― 他社製のUSB-DACと接続しても、もちろん使えるのですよね?
井谷氏:はい。主要他社製品とはこれから接続検証を行う予定です。
― 伝送時の様々な問題を解決する方法としては、一体型にするという考え方もあったと思うのですが。
井谷氏:そうですね。ただ今回は商品コンセプトとして、電気回路だけに特化したものとストレージと分けようということで、セパレートにしました。
昨年のIFAにて華々しく“新生”を遂げてから約1年。2015年はブランド誕生50年という節目の年でもある。新製品に込めた思いをうかがうとともに、この1年の手応えや今後の展望について、テクニクス事業推進室 室長の小川理子氏とチーフエンジニアの井谷哲也氏に、山之内 正氏がインタビューした。
― 昨年のブランド復活以来、日本での再導入はうまくいっているように感じていますが、ここドイツなど海外ではいかがでしょうか?
小川氏:日本と欧州はスピード感が少し違うように感じています。やはり欧州の方々は商品をじっくりとご覧になりますから。今はひとつひとつ丁寧に間口を開拓しているところですが、関係性の構築は非常に上手くいっていると思います。
― 実際の製品への反応はいかがですか?
小川氏:特にドイツでは、雑誌のエディターの方々から「SB-R1」などがほぼパーフェクトに近い高評価をいただいています。
― そこまでの評価が雑誌で出てくるのは滅多にないことですよね。
小川氏:ええ。そうおっしゃっていました。今まで日本のスピーカーが欧州で評価されるのはなかなか難しかったと思いますので、自信に結びつきました。まだまだ7合目くらいではありますが、1年かけてようやくこういうところまで来られたなと感じています。
― 今回発表された新製品を見て、よくこの1年間でここまでの準備をされて、次のステップへの出発をするところまで来たなと、大変驚いています。製品開発の準備をする期間としては1年はとても短いですよね。まずは新シリーズであるGrandクラスの製品について、特徴と狙いを教えていただけますか。
小川氏:リローンチ以降多くのお客様からReferenceクラスとPremiumクラスの中間にあたるハイファイ製品が欲しいというお声をいただいていました。我々としても、テクニクスをラグジュアリーなオーディオブランドとして定着させるために、その部分はやはり必要だろうと考えていましたので、今回のリリースに至りました。
ラインナップとしては、我々がいちばん得意としているアンプ技術とネットワークプレーヤーを融合させた「SU-G30」、そして新領域であるリッピングサーバー「ST-G30」です。
昨年色々なお店を見せていただいたところ、手持ちのCDをライブラリとして整理して、快適に良い音で楽しみたいというニーズは非常に多く、ディーラーさんがリッピングサービスを行っている例もあることが分かりました。そこでオーディオメーカーとして、本当に良いリッピングサーバーをリリースすることは我々の使命ではないかと考えて企画致しました。
― 技術的特徴としては、G30シリーズは両者間の接続方法にネットワークではなくUSBを選ばれていますね。この理由はなんだったのでしょうか。
井谷氏:我々はデジタルのシステムにおいていかに伝送路のジッターを減らすかに注力してきました。DLNAを経由して一旦ルーターを通してしまうと、様々な問題が発生するなと。ならば両者はUSBで接続するようにすれば、我々の手の中でジッター制御ができるので、音質的にも非常に有利なのではと考えました。実際にやってみてもやはりそうでしたね。USBに対するジッターケアとしては、DIGAで培ったUSBパワーコンディショナーを搭載しています。なのでG30シリーズをペアで使っていただくといちばん良い環境で音楽が楽しめると思います。両者を統合して使えるよう、操作アプリのアップデートも準備しています。
― 他社製のUSB-DACと接続しても、もちろん使えるのですよね?
井谷氏:はい。主要他社製品とはこれから接続検証を行う予定です。
― 伝送時の様々な問題を解決する方法としては、一体型にするという考え方もあったと思うのですが。
井谷氏:そうですね。ただ今回は商品コンセプトとして、電気回路だけに特化したものとストレージと分けようということで、セパレートにしました。
-
TCL「SQD-Mini LED」VGP審査員特別賞受賞記念座談会。審査員が語り尽くす「液晶テレビの進化」と、X11L/C8L/C7Lの実力 -
“Music First”のスピリッツ息づく。イギリス名門・ARCAMの最新プリメインが秘めるスマートな音楽性を聴く -
iBassoからリミテッドDAP「DX340MAX」登場!通常ラインナップ3モデルとあわせて一斉試聴 -
“脱・NAS初心者”を実感!UGREEN「NASync DXP4800 GT」で叶えるストレスフリーなクリエイティブ環境【割引クーポン有】 -
シアターハウスのスクリーン「WCB2214WEM」で100型&高画質をリビングに! 壁投写との画質比較も -
デノンAVアンプの次世代サウンドを牽引するミドルクラス『AVR-X3900H』堂々登場!その真価を徹底レビュー -
「次世代Mini LED」の大本命!TCL『C8L』、VGP2026 SUMMER審査員特別賞を受賞したSQD-Mini LEDを岩井喬がチェック -
手元に1台ほしくなる小回りの効くHi-Fi音質! USB-C/Bluetooth対応のクリエイティブ「XF1」アクティブスピーカーをチェック -
ゲーマー以外にもオススメ!他と一線を画す座り心地と使い勝手のゲーミングチェア、Boulies「Master Rex/Neo」レビュー -
AR/XRグラスはホームシアターの夢を見るか?VITUREの「Beast」「Luma Ultra」をオーディオビジュアル評論家がチェック! -
Edifierのおすすめ3機種を厳選レビュー!音質と使い心地をVGP審査員が実機検証 -
【評論家レビュー有】オーテクのおしゃれノイキャンイヤホンがAmazonで超お得!「ATH-SQ1TW2NC」の魅力を徹底解説! -
【期間限定クーポン情報も】日常からスポーツまで! タフで多機能な「Amazfit Active Max」をレビュー -
コンパクトサイズに大画面&高画質をオールインワン! ETOEモバイルプロジェクター「Dolphin 2」を検証 -
プロも高評価。EarFun「Clip2」全方位レビュー!【割引クーポン情報あり】 -
音楽ストリーミングを信頼のヤマハサウンドで鳴らす!ワイヤレスHiFiスピーカー「NX-70A」を聴く -
サウンドバー「Sonos Arc Ultra」が叶える大画面に没入させる本格サラウンド -
映画に没入させる映像美。AWOLのフラグシップ「Valerion Max」を徹底検証 -
オーディオを高く売るなら信頼と実績のオーディオランド!下取よりも買取がお得です◎
クローズアップCLOSEUP
-
TCL「SQD-Mini LED」VGP審査員特別賞受賞記念座談会。審査員が語り尽くす「液晶テレビの進化」と、X11L/C8L/C7Lの実力 -
“Music First”のスピリッツ息づく。イギリス名門・ARCAMの最新プリメインが秘めるスマートな音楽性を聴く -
iBassoからリミテッドDAP「DX340MAX」登場!通常ラインナップ3モデルとあわせて一斉試聴 -
“脱・NAS初心者”を実感!UGREEN「NASync DXP4800 GT」で叶えるストレスフリーなクリエイティブ環境【割引クーポン有】 -
シアターハウスのスクリーン「WCB2214WEM」で100型&高画質をリビングに! 壁投写との画質比較も -
デノンAVアンプの次世代サウンドを牽引するミドルクラス『AVR-X3900H』堂々登場!その真価を徹底レビュー -
「次世代Mini LED」の大本命!TCL『C8L』、VGP2026 SUMMER審査員特別賞を受賞したSQD-Mini LEDを岩井喬がチェック -
手元に1台ほしくなる小回りの効くHi-Fi音質! USB-C/Bluetooth対応のクリエイティブ「XF1」アクティブスピーカーをチェック -
ゲーマー以外にもオススメ!他と一線を画す座り心地と使い勝手のゲーミングチェア、Boulies「Master Rex/Neo」レビュー -
AR/XRグラスはホームシアターの夢を見るか?VITUREの「Beast」「Luma Ultra」をオーディオビジュアル評論家がチェック! -
Edifierのおすすめ3機種を厳選レビュー!音質と使い心地をVGP審査員が実機検証 -
【評論家レビュー有】オーテクのおしゃれノイキャンイヤホンがAmazonで超お得!「ATH-SQ1TW2NC」の魅力を徹底解説! -
【期間限定クーポン情報も】日常からスポーツまで! タフで多機能な「Amazfit Active Max」をレビュー -
コンパクトサイズに大画面&高画質をオールインワン! ETOEモバイルプロジェクター「Dolphin 2」を検証 -
プロも高評価。EarFun「Clip2」全方位レビュー!【割引クーポン情報あり】 -
音楽ストリーミングを信頼のヤマハサウンドで鳴らす!ワイヤレスHiFiスピーカー「NX-70A」を聴く -
サウンドバー「Sonos Arc Ultra」が叶える大画面に没入させる本格サラウンド -
映画に没入させる映像美。AWOLのフラグシップ「Valerion Max」を徹底検証 -
オープンイヤーへの理解度が半端ない!音も快適さもパワーアップしたShokz「OpenDots 2」レビュー -
パナソニック旗艦4Kテレビ「Z95C」視聴レビュー! 評論家が「傑作」と高評価する理由とは? -
大注目のレグザ “ながら聴き”「RB-A1S」を音楽、動画、テレビで全方面レビュー! -
この高画質、まさに「レグザクオリティ」。“映える”小型4Kプロジェクター「RLC-V5R-S」徹底レビュー -
アナログレコードの音を良くしたい! 2,000円から手に入る、買うべきケーブル2選 -
ハイセンスの最上位4Kテレビ「RGB UXS」は音質も最高峰!デビアレスピーカーで屈指のサウンド -
フルデジタルアンプからゲーム、カラオケまで。ソフトウェアで「いい音」を支えるCRI・ミドルウェアの技術をOTOTENで体験しよう! -
RGB Mini LEDをリードするハイセンスのフラグシップ4Kテレビ「RGB UXS」の画質真価に迫る -
オーディオテクニカ「AT-MCD1」を聴く。スタイラスチップ一体型ダイヤモンドカンチレバー採用カートリッジの実力に迫る! -
オーディオを高く売るなら信頼と実績のオーディオランド!下取よりも買取がお得です◎
アクセスランキング
RANKING
7/29 11:07 更新


















