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長寿命なはずの「LED電球」、すぐ切れることがあるのはなぜ?

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海上忍
2021年04月09日
ひと昔前までは、電球といえばフィラメントを用いた「白熱球」でしたが、時代は下りいまや「LED」が主流。電気エネルギーを可視光線に変換するときの効率は、白熱球は10%、蛍光灯は20%程度が相場ですが、LEDは40%とも50%ともいわれます。しかも長寿命ですから、価格がこなれてきた現在、急速にLEDへと置き替えられています。

LEDは、ソケットに装着するタイプの「LED電球」であれば、かんたんに白熱球を置き換えることができます。しかし、利用方法に注意しないと長寿命というLEDのメリットが台無しになりかねません。

「LED電球」も使い方によっては台無しになるかも

注意点のひとつは、浴室などに設置されているカバーで覆われた密閉型器具で利用すること。LED電球は発光部と電源部によって構成されていますが、LEDの光にはほとんど熱が含まれないため問題が生じにくい発光部はともかく、電源部は発熱しやすいため、うまく放熱できない場所・湿気の多い場所に設置すると基板にダメージを受け、寿命の短縮につながります。

もうひとつは、天井照明で見かける「ダウンライト」として使うこと。天井に嵌め込むような構造上、断熱材で覆われることが多く、やはり熱がこもりがちになります。

では、そのような場所に取り付けたLED電球は長寿命を諦めなければならないのかというと、答えはノーです。密閉型器具に対応したLED電球、断熱材施工器具に対応したLED電球であれば、熱対策が考慮された設計がなされているため、寿命が極端に縮まることはありません。LED電球を導入するときには、事前に設置場所を確認し、必要であれば密閉型器具対応・断熱材施工器具対応の製品を選びましょう。

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