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電気メーター、あなたの家は「スマート」? それとも「アナログ」?

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海上忍
2021年03月31日
電気の使用量を測る「電気メーター」。日本中のほぼすべての家屋に設置されていますから、ああアレね、と誰しもピンとくるはず。歯車がゆっくり回転しているなら留守の可能性が高い、などとドラマかなにかで機能の一端を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

その電気メーター、最近目にしたことがありますか? 戸建ては目に付きやすい場所に設置されているのでともかく、マンションは扉付きのメーターボックス内に設置されていますから、ふだんは気にもとめないはず。しかし、それが気付かないうちに入れ替わっていたとしたら...さあ、自宅の電気メーターを確認しましょう。

スマートメーターのメリットは?

ここ数年で、電気メーターはそれまでの「アナログメーター」から新しい「スマートメーター」へと急速に置き替えられています。スマートメーターは、デジタルで電力量を計測する通信機能装備の電力量計で、原則電力会社による検針は不要です。両者の違いは一目瞭然、アナログメーターの数値部分は回転式でスマートメーターは液晶です。設置費用は電力会社が負担するので、戸主はただ工事予定の通知を受け取るだけです。

エンドユーザーにもいろいろなメリットがあります。30分ごとに電気使用量を測定できるため、家庭の電力消費量をほぼリアルタイムに把握できます。引越し前に使用開始手続きを済ませておけば遠隔からの開栓ですぐに電気を使えますし、使用電力量の変化で高齢者宅の異変を察知し顧客へ知らせる「見守りサービス」を提供する電力会社もあります。

スマートメーターへの移行は、2014年に決定された政府のエネルギー基本計画に基づくもので、2020年代のできるだけ早い時期に原則すべてのアナログメーターがスマートメーターに置き替えられるとされています。もうすでに、アナログメーターは希少な存在かもしれませんよ。

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