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【連載】ガジェットTIPS

屋外用モバイルバッテリーを選ぶポイント

2021/03/14 海上忍
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もうすぐ春、釣り、キャンプ、ハイキングが楽しい季節です。そんな屋外で重宝するアイテムが「モバイルバッテリー」、USBで充電可能な機器であればデジタルガジェットにかぎらず活用できます。足元を照らすためのLEDライト、釣った魚に新鮮な空気を送るためのエアーポンプなど、用途を挙げればキリがありません。

そんな屋外用モバイルバッテリーを選ぶポイントは3つ。一般的な屋内用製品と比べ割高になってしまうものの、いざという場面で役立つこと請け合いです。

1つめは防水・防塵性。突然の雨や砂ぼこりでも故障の心配なし、天候が変わやすい山間部でも水しぶきが避けられない釣り場でも、扱いに神経質にならずにすみます。

バッファロー「BMPB10000WPBK」

2つめは出力電流/アンペア数。出力の大きいほうがデジタルガジェットを速く充電でき、次の行動へすばやく移ることができます。スマートフォンは1A程度でもそれなりの速度で充電できますが、タブレットは2A以上ないとかなり待たされることになります。

Anker「PowerCore Solar 10000」

3つめは、ソーラーパネル。アウトドアではモバイルバッテリー自体の充電も難しくなりますが、ソーラーパネル搭載型であればその心配を減らせます。モバイルバッテリー兼用の製品はパネルサイズが小さく発電量も少ないため、緊急時の補助用ですが、発電効率に優れたUSB出力可能な折り畳み型ソーラーチャージャーを別に用意するという手もあります。

ワイヤレス充電機能も、あると便利です。利用できるデジタルガジェットは限定されてしまいますが、ケーブルの抜き差しなしに重ねておくだけで充電できるのは、特に屋外ではありがたいもの。すべてのポイントを満たす製品はなかなかありませんが、目的地に応じて取捨選択するのもアリではないでしょうか?

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