【連載】ガジェットTIPS

ドラレコ、「あおり対策」以外に重要なポイントとは?

海上忍
2019年08月28日
クルマに取り付けて前方を撮影する「ドライブレコーダー」。対物事故、対人事故が起きたとき、危険運転やあおり運転に巻き込まれたときの証拠資料にできることから、取り付けるドライバーが増えています。

このドライブレコーダー、記録されるデータは製品によって異なります。急ブレーキなど衝撃を検知した前後の数十秒を記録するタイプ、運転中つねに録画し続けるタイプ、映像にくわえて位置情報やウインカー/ブレーキの使用有無といった走行データも保存するタイプなど、さまざまな製品が販売されています。


高機能化・多機能化にあわせ、事故対策以外の用途も広がっています。高画質が売りの製品であれば、夏の海辺や紅葉の季節の山道をドライブした様子も、鑑賞に堪えうるクオリティで記録できます。購入時には、搭載されているセンサーの解像度やインチ数、フレームレート、SDカードなど対応する記憶媒体の最大容量をチェックしておきたいところです。

もうひとつ、鑑賞目的で選ぶときのポイントは「WDR/HDR対応」です。WDRは「Wide Dynamic Range」、HDRは「High Dynamic Range」の略で、続けて撮影した明るさが異なる静止画像を合成し1つの映像にまとめる機能。どちらの機能も、通常より広いダイナミックレンジ(信号の最大値と最小値の比率)を確保するという点が共通しています。

この機能を有効にすると、白とびや黒つぶれの少ない映像を記録できます。車載が前提のドライブレコーダーでは、逆光や西日、トンネルを出た直後など明暗差の激しいシーンでも、比較的自然な印象の映像になります。

なお、WDR/HDR機能は画像を合成するという仕組みゆえに、信号機の点滅速度がゆっくり見える(電源周波数60Hzの地域で発生)など、映像に不自然さを感じることがあります。気になる場合は、「西日本のLED信号に対応」などと明記された製品を選びましょう。

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