【連載】ガジェットTIPS

スマートフォンで「ワイドFM」ラジオを聞ける?

海上忍
2019年06月26日
ワイドFMは、中波(AM波)放送のエリアで超短波(FM波)を流すAM放送を補完する放送サービスです。現在は停波されたアナログテレビ放送1 - 3チャンネルの帯域を利用しますが、電波の特性としてはFM波と同様です。FM波はAM波と比べノイズや信号減衰に強いため、これまでAM放送を受信しにくかった場所・地域でも、ワイドFM対応チューナーがあれば聞き取りやすくなる可能性があります。

スマートフォンでワイドFMを聞くことは可能ですが、電波法など日本国内の法制度に基づいた放送規格ですから、iPhoneのように世界同一仕様が前提のグローバルモデルは基本的に対応していません。そのため、日本市場に配慮した端末を提供できるAndroidスマートフォンの利用が前提になります。

スマートフォンでワイドFMを聴くことは可能ですが、iPhoneのようなグローバルモデルは基本的に対応しません

ワイドFMに対応するAndroid端末は、2019年6月現在「URBANO V04(au)」や「me F-01L(NTTドコモ)」、「Moto G7/Plus(SIMフリー)」など複数が存在します。

なお、URBANO V04とme F-01Lに付属のアプリ「radiko+FM」は、1つのアプリでAM/FMラジオのサイマル放送と電波のFM放送を聞くことができるハイブリッドタイプです。サイマル放送は実際の放送より数秒遅れになるうえ、データ通信を行うためそれなりの電力を必要としますが、電波のFM放送を聞く場合は遅延がないうえに電力消費も数分の1に抑えられます。「ラジスマ」という愛称も用意され、今後Android端末では対応製品が増えるかもしれません。

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